自分が間違った選択をした結果責められたり、懲らしめられたりすることを酷く恐れ、いっそ誰かに決めてもらった方がいいと思ってしまう
私の場合俊哉の傍を離れたからと言って、それですべてが解決できたとは言えなかった
24時間何かにずっと怯えていて少しも安心出来なかった
物理的な距離はともかく自分は間抜けな人間なんだ、他人に迷惑をかけてしまう人間なんだ、という精神的呪縛から
この俺に殴らせるお前が悪いんだと、さんざん罵られてきたせいで、彼の思い込みがウィルスのように私の中を犯していた
この怪我をしたのも、もしかしたら私が悪いのかも・・・
もっと力を抜いて彼を受け入れていたら、膣が傷つくこともなかったのかもしれない・・・
あらゆることに対して自信がなくなり、なぜかフワフワした雲の上を歩いているようで、クラゲのようにあやふやなものになっている気がしてならない
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