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多分、不定期更新の短め小説、「愛しい君達との日常」を書いていこうと思う。
BLで主人公も固定やよ。
名前はね、愛巳(マナミ)。 (◍ *¯ ꒳¯*)ンヘ
お話書く時にテーマを決めます。例えば今回は《手を繋いでみた》。そんで、真美の年齢もキャラごとに変えてみようかなと。年上・年下・同級生とかね。
分からんかったらお話読んじゃって。
そんじゃスタート
♡ ┈┈┈┈┈┈♡ ┈┈┈┈┈┈ ♡
《リルパピ編》
壱と愛巳(年下)
「どうしたの?」
『手を繋ぎたくなったのです』
「あったかいね(*´꒳`*)」
ほんのり熱を帯びた手が触れ、壱は笑顔を浮かべる。
「愛巳の手、柔らかくて綺麗だね」
『やっぱ離します///』
「むっ…だめ」ギュー
『壱くん、ちょっと痛い』
手を強く握り、離すのを拒む。
「ごめんね。でも家に着くまで離さないで」
『はい///』
「ふふ、やった」
離すのをやめた愛巳に満面の笑みを向ける、壱であった。
♡ーーーーーーーーーーー♡
燐と愛巳(同級生)
「おい、急に何だよ///」
『手繋ぐくらい良いじゃん』
手を繋がれ、耳まで赤くなる燐。顔を逸らされ、愛巳は少し不機嫌になった。
『燐、男を見せろ!』
「いや、でもな…」
『ヘタレ!』
「何だと!?」
手を繋いだだけで緊張し、もう少し進展したいと思うあまり愛巳は心の声が漏れてしまった。
『好きだから繋いだ!燐からもやって欲しいっていうサイン!』
「ッ~~…/////、それはズルいだろ///」
更に赤くなる燐。このままだと本人と自分の為にならないと思った愛巳。手の繋ぎ方を少し変え指を絡ませ、手の触れる面積を多くした。
「おい、今、手汗ヤバいから…///」
『気にしねぇし…慣れろバカ』
そう言う愛巳の顔も赤く染まっている。頑張ってくれた事を察して燐は優しく微笑んだ。
「ありがとな」
『ん…///』
♡ーーーーーーーーーーーー♡
雨夜と愛巳(同級生)
『さーよ♡』ギュッ
「ふぇ…?///」
『ふふん。恋人繋ぎだよ』
柔らかく暖かい、愛巳の手が触れ、照れる雨夜。
「き、急だね///」
『坊やにはまだ早かったかな?笑』
「茶化さないでよ!///」
『だって可愛い反応してくれるもん』
好きな子にはイジワルをしたくなるタイプ。緊張と恥ずかしさで、震えている。
『嫌だった?手、震えてるよ』
「ううん。こうやって手を繋がれるの初めてで…嬉しかったんだ…///笑」
『ほんと?良かったぁ』
「明日は僕からやってみるね」
『楽しみだな〜笑』
「出来ないとか思ってる?」
からかうように微笑む愛巳を見て、少しムッとする雨夜。間もなく、ちゃんと出来る!という表情で訴えてきた。
『ごめんごめん 笑。楽しみにしてるね』
「任せて」( ˶’ᵕ’˶)
♡ーーーーーーーーーーーーー♡
道貴と愛巳(年上)
『みっくん、おいで』
「はい!」
手をひらひらさせ自分の方に道貴を招く。元気な返事を聞いて笑顔になる愛巳。
向かい合って座ると、愛巳は優しく道貴の手を持ち上げ、ゆっくり指を絡ませる。
「え、えっ!?/// 」
『これ、何て言うか知ってる? 』
「わ、分かりません///」
『これね恋人繋ぎって言うんだよ。普通に繋ぐより、手の触れる面積多いでしょ』
手をフニフニされ、顔が赤くなる道貴。
『みっくんの手は小さくて細いね』
「これから!大きくなります!身体も!///」
『んー…楽しみだけど、そのままでいてよ』
絡ませた指を解き、両手で優しく、手を包み込む。
『守りたいもん』
「ぼ、僕だって!真美先輩を守りたいです」
『ありがと』ギュー
「わっ///」
手を引っ張り、優しく抱き寄せた。もちろん繋がれた手はそのまま。
♡ーーーーーーーーーーー♡
ルカと愛巳(同級生)
『ルッカ〜、おててかーして』
「うん」
付き合い始めて、早1ヶ月。手を繋ぐことにも慣れてきた。
「こうやって手を繋ぐのは、明くん以来かな」
『明か…小学校からの知り合いなんだよね?』
「大事な友達なんだ」
『そうみたいだね』
明の話になり、少し嫉妬したのか愛巳の顔はムッとなる。
「愛巳くん?大丈夫?💦」
『ルカ。明と仲良しなのは良いけど…』グイッ
繋いだ手を強めに引っ張りルカと距離を近づける。真剣な眼差しを向け、もう片方の手は腰に回した。
『お前は誰のもの?』
「ま、愛巳くんだよ///」
『嫉妬しちゃうから、控えてね』( ⸝⸝⩌⤚⩌*)
「そっか…ごめんね💦」
『ううん、俺もごめんね。明と仲良しなのに拒否しちゃうような事言っちゃった』
束縛はしたくない愛巳。それでも、ルカを独占したい気持ちには敵わないようだ。
「ふふ、愛巳くんが嫉妬してくれた」
『態と言ったの?』
「違うよ💦でも、嬉しいな」
『そっか』
「あ、えとね、あと…腰がくすぐったい」
腰に回した手のことをすっかり忘れていた愛巳。腰に目をやるルカを見て、少しイジワルしてやろうと企む。
『ふーん?くすぐったい?』ナデナデ
「ンッ…ぁ///」ビクッ
『気持ち良いじゃないの?』
「さっきの怒ってる?///💦」
『そうかも?笑』
「うぅ…///」
『冗談や、冗談。ごめん』
手を離し、もう一度手を繋ぎ直す。照れ顔を真似たよう夕暮れはいつもより、ゆっくり暮れているように見えた。