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#カンヒュBL
りた ~伝説のちくわ~
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49
おすみ
828
ぴーち。
34
主人公が目を覚ますと、目の前には閉まった扉が立ちはだかっていた_。
(ここは…いったい…?)
「ここは天界です。」
「うわぁっ!?」
(び…びっくりした…。門番…?)
「天界は、亡くなって天使となった方々が過ごす場所です。あなたも、今からその天使の1人となります。」
「ちょっ…わ、私って死んだの!?だってついこの間まで普通に生きて…生きて…?」
(あれ?生きてた時って、どんな感じだったっけ?)
主人公は、生きていた時の記憶を持っていなかった。
主人公が混乱していると、誰からの命令と言う訳でもなく、ひとりでに扉が開き光が溢れた。
「この先が天界となっております。天界には、たくさんの天使が過ごしています。……この空間は天使となった皆様に、お亡くなりになられたことをお伝えし、受け入れるまでを過ごす場所です。すぐには受け入れられず、暴れてしまう方もいらっしゃいますから。」
「じゃあここはどういう空間なの?」と聞こうとしていた主人公は、驚きながらも受け入れた。
きっとここはそういう場所なのだと。そういう風にできているのだと。
そもそも「天使」だの「天界」だの現実にはありえないことを言っていたのだ。
そう考えれば心が読めることにも納得できる。
しかし、納得できてしまう自分に呆れてしまう。
きっと生きていた時にはファンタジーの漫画や小説を読み漁っていたのだろう。
「それから、今からあなたの名前は「まい」です。天界では、生きていた頃とは別の名前が与えられます。」
「まい……」
これで予想が確信に変わったな。自分の名前を復唱するなんて、なかなかあることではないだろう。それにしても、記憶はないのに、こういった知識はあるのだなと不思議に思う。これも受け入れるしかないのだろうが。
「それでは、どうぞお入りください。詳しい説明は、扉に入ったら他の者がしますので。」と促され、まいは扉に入った。
光に包みこまれるような感じだった。
もうすぐ扉の先の景色が見える、というところで、
「あぁ、そうでした、申し訳ありません。重要なことを言っていませんでした。」
「……悪魔には、気をつけるように。」
扉に入り切る前に少しだけ見えた門番の顔は、なんとも寂しそうな顔をしていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
門番が最後に放った言葉は気がかりだったが、これからどんな場所に行き着くのだろう、
どんな出会いがあるのだろうと、まいは少しわくわくした。
これからまいは、1人の天使に出会うことになる。
これは、まいが自分の記憶と向き合うための物語_。
1話目は終わり!!
前回のアンケートで同時進行に決まりました。
でも天界の過ごし方のほうが書いて、私達の日常は挟むくらいだと思います…。
そもそも天界の過ごし方を先に思いついていたのでね。
そこらへんはご理解ご協力願います。
アンチコメはいらないです。しないでください。
そんな暇があるのならあなたに合う良い作品を探しに行ったほうが得ですよ。
コメント
5件
うわ、これ面白い…!死んだ記憶がないまま天界に連れてこられて、「まい」って新しい名前をもらうところ、すごく不思議な感じだった。最後の門番の「悪魔には気をつけて」がめっちゃ気になるし、その後のわくわくしてる主人公が逆に不気味でいいな。続き読みたい🔥