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5 - スペッカー

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2022年06月11日

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結局、俺たちは弁当を食いきって昼を向かえた。皆が昼ごはんを食べるなか、三上は本を読んでくつろいでいた。すると、女の子が一人近づいてきて彼女に自信なさげに言った。

「三上さん、友ちゃんのために良かったら陽くんの家探し隊にはいらない?」

「やだ」

「そう。瞬くんは……」

そう言って彼女は聞くのをやめた。またもとのグループに戻ると三上さんは入らないみたい、冷たいねーと俺たちをにらみつけてきた。

「なあ三上ー。何で探してやんないんだよー。お前それで皆から誉められたじゃん。皆から」

「うるさい」

三上の読んでた本のタイトルは、『スペッカー』という名前だった。俺の興味なんてそんなもん。

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