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家に帰ってきたはいいもののこいしはずっと外の様子を見ている。
「お姉ちゃん……明日はきっと見つかるよね?」
不安げにこいしは私を見た
「きっと見つかるわ」
こいしの顔はパァと明るくなった。どうやら私の一言がはげみになったのかもしれない。
「そうだよね!私あの猫ちゃんの名前考えたんだ〜」
こいしは私に近づいてくると、こいしが考えたとゆう猫の名前を紙に書いた。
「お燐?」
「そうお燐!いい名前でしょ?」
「そ…そうね」
妹のネーミングセンスは呆れるくらい悪い
(でもせっかくこいしがつけた名前だし…」
結局私はその名前でOKした、名前思いつかなかったから…
翌朝私とこいしはまたあの野良猫…いえ、お燐を探しに行くことにした
でもこの幻想郷はとても広い。そう簡単に見つかるわけがない……それに地上へあまり出たことないから道もわからない。
「うーんいったいどこを探せばいいのかしら?」
「昨日の森を探してみようよ!」
こいしは私の質問に即答してくれた
「他に目星もないし行ってみましょうか?」
「ゴーゴー!」
私の手を引っぱって走っていく
(あれ?これ飛んだほうが速いんじゃあ)
私はそんなささいな考えをすぐに振り払った
「あっ」
こいしが止まる。
私はこいしの背中に思い切り鼻をぶつけてしまった
「なんでいきなりとまるの?」
目の前には昨日の猫…じゃなくてお燐がいた
「あっお燐!こっちこっち!」
お燐はこいしの手をぺろりと舐めた、私の手も舐めてくれた。お燐は元いた位置に戻った……突然そこには人間の少女…いえ猫耳が生えている女の子が立っていた
「えっ?」
こいしがこちらを見る。
私を見たって何もわからないけど……
これにはさすがのこいしもぽかんとしてしまった。
「お…燐?」
「とても素敵なお名前ありがとうございます!」
いきなり喋ったので少しびっくりした。
「あなたは?」
「私はあの野良猫です!素敵なお名前もつけてくださって……」
お燐はうっとりした表情を浮かべた
「と、とりあえずあなた家は?」
「……」
どうやらないらしい
「ならうちに来る?」
「いいんですか?ありがとうございます!!」
これが初めてお燐と出会ったとき