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私はこれまでにあったことを日記に記すようにしました。
お燐が来てこいしは楽しそうだ。お燐はよく働いてくれるし、よくこいしの相手をしてくれてとても助かっています。
「お燐こっちこっち」
「ま、待ってくださいこいし様〜さすがの私も…つかれてきましたぁー」
こいしはいつも明るく元気なのだが元気すぎるのも考えものだ
「そういえばお燐」
「はい?」
お燐はすぐに応答してくれた
「お燐は知ってる?最近好戦的なカラスが人里を荒らしているらしいの」
「あっその話知ってるよ!」
お燐より先にこいしが答えてくれた。お燐はクスッと笑って改めて答えてくれた
「はい知ってます!人里の子供を襲ったり、農民が育てた作物を食べちゃったりしているカラスのことですよね!」
お燐はなんやかんや言って情報に詳しい。
なにはともあれそのカラスを止めないといけない
「霊夢が止めてくれるんじゃないの?」
こいしがごもっともなことを言った。
たしかにこんなことがあったら博麗の巫女が止めてくれるはず…
「博麗の巫女は何しているのかねぇー」
お燐が呆れた声を出す。
「とにかく私達でそのカラスを止めに行かない?」
私から地上に行こうなんて言ったのは初めてだ。本当は行きたくないけれど…
「と、言うわけで人里まで降りてきたわけだけど」
「ひどい有様ですね…」
畑は荒れ果てて家もところどころ壊れている。
「結構厄介そうですね…こんなこと普通のカラスはできるんでしょうか?子供もさらうんですよね?」
「ええ…確かに普通のカラスにはできないわよね…もしかして妖怪?」
でもカラスの妖怪なんて全然聞いたことない。新しく生まれた妖怪?
「とりあえず人里は全体の被害を受けているようですね…どこにカラスが出没するか大体の検討をつけておきましょう」
お燐は案外頼もしい。することをすべてまとめてくれる。
カラスは本当に好戦的らしい。こんな重大な被害になるなんて…
「カラス一匹じゃあこんなことできないよね〜。きっと何匹もいるよ〜」
こいしがごもっともなことを言ってくれた
「とりあえず村の人達に話を聞いてみましょう。」
私達三人で何匹もいる好戦的なカラスを相手にできるのか、人里ではあまりスペルカードなどを使いたくない。
もっと被害が大きくなってしまう…
きっと止めて見せるそんな決意を抱いて私達は村人たちの話を聞きに行った。