テラーノベル
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かいちょーがメッセージを送ってすぐに、通知がポコポコとひっきりなしに鳴る様になる。普段は部活も学年も違う友人達が一斉に反応しているのが嬉しいようで、後光が差しているくらいの明るい笑顔になっていく…本当に後光が差してるかもしれない。 「相当嬉しそうだね」
からかい半分でそう言うと、
「だって皆でお祭り行けるんだよ!?そりゃ嬉しいよ!!」と元気な返事が返ってきた。
そういえば、最近は生徒会の業務も忙しくて、遊べていないと話していた気もする。
「そう言う華だって楽しみにしてるでしょ?」
ほら、スマホ見て と促され、グループチャットを見てみる。
ツーっとスワイプして参加するメンバーを数えていると、ふと1人のメッセージが目に止まった。
[華先輩が行くなら行こうかなぁ…]
「…あれ?^^なんか顔赤くなってない??」
「っ!!!なってないけど?!?!てか返事来てない子達の所行かない?!返事聞こうよ!!!」
「えぇ急じゃん!まあいいけど」
勢いよく席を立ち早足に廊下に出る。顔が熱いのはきっと、夏の暑さのせいだ。
急展開でごめんね…
コメント
2件
神
続きめっちゃ楽しみ