『王様だーれだ』
全員が棒の先端の色を見、1人だけ手をあげた。
黄「私。命令、1番、お水、全員の。」
橙「げっ、私じゃん。しょうがない。水だけなら。」
橙はコップに水を汲み、机の上に置く。
黄「あり、がと。」
紫「…何?その喋り方。 」
黄「え」
紫「聞きづらいし、変だよ。」
黄「っ……!はっ……は……っ!」
紫「は?なんで?」
黄は急に息ができなくなり、床に倒れ込む。
緑「ちょっ!大丈夫!?…ねぇ、どうして責めたの。」
紫「だって皆そう思ってたでしょ?」
緑「それでも!言わないほうが、絶対に良かったのに。何かを抱えてるなんて、一目見れば分かるし。」
紫「分からなかった。私は悪くないし、トラウマを克服できていないコイツが悪いんだ。」
緑「貴方ねぇ… !」
桃「はーい、ストップストーップ。黄ちゃん治ったから〜。王様ゲーム、続けよ〜。」
紫「貴方も、その話し方…」
桃「私バカだから〜、何言ってるか〜わかんな〜い!ごめんね〜。」
そして紫に近づき、低く一言。
桃「覚悟しろよ。」
紫「っ…コイツ…!」
その言葉は紫以外の耳に届かず、皆頭に?を浮かべる。
そして向き直り、桃は笑顔で、
桃「さ〜、くじを持って〜。」
全員がその言葉でゲームの途中であった事を思い出し、棒を手に持った。
『王様だーれだ!』
桃「あは〜。私だ 〜。」
なんという豪運だろうか。桃が王様になった。
桃「じゃあ〜…」
桃は不敵な笑みを浮かべ、
桃「2番〜、服、下着も含めて〜、全部脱げ〜!」
赤「私は1番ですわね。」
青「…」
青は3と指数字を出し、他の人も4、5……と、指数字を出す。そして、1人に注目が集まる。
紫「っ…!?」
紫だ。
紫「不正だ!不正を行っただろ!」
桃「不正〜?私、何言ってるのか〜、ぜんぜ〜ん分かんない〜。」
黄「どんな、不正?答えて。」
紫「っ…」
紫は不正をしていると言い張ったが、どんな不正が行われたのか、皆目見当もつかなかった。
桃「私、言ったよね〜。覚悟してね〜って。」
実際、桃は不正を行ってなどいなかった。ただ豪運を引き寄せただけである。
桃「さ〜、王様の命令は〜?ぜった〜い!」
その言葉で紫は桃を睨みつけた。そして紫は渋々と服を脱ぎ始めた。
紫「っ…見るなっ!」
パッドを入れ、大きく見せていた胸が露わになる。
緑「貴方も何かを抱えてたみたいだね。」
緑がフッと馬鹿にするように笑う。
紫の胸はまな板よりもまな板だった。
紫は羞恥に晒されながらようやく全ての服を脱ぎ、上と下を手で隠す。
橙「隠す胸ないじゃん」
紫「黙れっ!」
赤「それでは皆さん、ゲームの続きを致しましょう。」
赤の言葉でまたくじを手に取り、
『王様だーれだ!』
コメント
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ありゃ...黄ちゃん吃音症みたいなやつなのかな?あと桃ちゃんが癖です