テラーノベル
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この物語に、政治的意図・戦争賛美の意図はありません。
また、現実とは関係はありません。
旧国が出てきます。
グロテスクな描写があります。
史実・原子爆弾の描写があります。
書き手の妄想が大幅に含まれているので、史実に忠実ではない部分があります。
それでもいい人は、ご覧ください。
「…」
声は出ない。身体も動かない。
同じ風景。ずっと、眠ったときから。
ただ、痛みだけが重なっていく。
痛み。その原因の、あつさやお腹の減り、渇きが増えているからだ…
…今は、いつだろうか。何時間経った?何日経った?…今は、何日なんだろう。分からない。
「……。」
痛い。ただただ、痛い。…暑い…熱い…嫌になってくる。
誰もいない。誰も見えない。
一人。
…思えば、私は大日本帝国・陸軍になってから単独行動や、誰かと行動する時に、その「誰か」が定まっていない時が多かったなと思う。
皆の顔が、ふと思い浮かぶ。
海とは、仕事の関係で予定が噛み合わずに、余り一緒にいることができなかった。
空とは、WW1が終わった後しか、構ってやれなかった気がする。
日本も…ペリリュー島の件があって、身体を直して…4月頃にようやく沖縄に行くとなってから、もう会っていない。
泣きそうな顔をしていた。小さな顔に、涙をこぼさないようにためて、帰ってきてね、と言われてしまった。
…ごめんなさい。
私は、こんなところで。役にも立てずに。
二人はちゃんと、御國の為に往ったのに。
日本も。ごめんなさい…。
あんなに笑ってくれたのに。色々、作ったり、描いたりしてくれたのに。
…涙は、もう出ない。水が、体に無いからだ。
「……。」
いつの間にかまぶたが閉じられ、私はそのまま、深く、深く眠った。
もうすぐだろう。きっともうすぐで、終われる。
コメント
1件
ああ、これ第12話…重かったな。戦争ものってどうしても「正義」とか「敵」の話になりがちだけど、この話はただひたすらに一人の人間の痛みと孤独を描いてて、すごく胸に来た。 「海」「空」「日本」っていう仲間たちを思い出しながら、自分は役に立てずにここで終わるんだって悟ってる場面、特に泣きそうになった顔の “日本” の描写が刺さる…。最後の「もうすぐで終われる」が、救いなのか達観なのか、それとも寂しさなのか、考えさせられるわ。 あまさん、こういう静かで重い空気の描写めちゃくちゃ上手いね。続きが気になるけど、読むのに覚悟がいる作品だわ。
#歌詞ドッキリ
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カンヒュ好き
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#日本受け
白狐こはく@カンヒュ民
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