小説 : rdo

nsm × rdo ／ 喧嘩

) … 会話

》… 電話

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rdo ) お前と話しててもキリないわ

nrs ) は？ちょ、どこ行くんだよ！

…最悪だ。rdoと喧嘩をした。

喧嘩の発端は、俺と付き合ってるのにrdoが他の奴と仲良くしていたから。

nrs ) はぁ~、嫉妬とか俺ダッサ笑

ソファに腰をかけ、天を仰ぐ。

数分前に家を飛び出して行ったrdoの光景が何度も頭によぎって胸が張り裂けそうだ。

nrs ) ……rdoに嫌われちゃった…笑

水滴が頬を伝って、服に大きなシミを作っていく。

nrs ) ぉ、俺…rdoが居ないとか無理だわ…

rdoを探しに急いで家を飛び出した。

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↺ rdo side

rdo ) お前と話しててもキリないわ

nrs ) は？ちょ⋯⋯

初めてrdoと大喧嘩をした。

俺は家を飛び出し、とある場所へ向かった。

~

カランカランという音を立て、魔女の酒場に入った。

kmn ) いらっしゃい

rdo ) …う、うん

なにか相談事がある時はいつもここに来て、kmnに愚痴を聞いてもらっている。

kmn ) 今日はどうしたの？

rdo ) ……nrsと喧嘩した..

kmn ) 珍しいね、いつも仲良くしてるのに

俺はkmnに今日あったことを簡潔に話した。

kmn ) 俺はどっちもどっちだと思うな~

rdo ) ..kmnなら絶対そう言うと思った笑

kmn ) nrsくんはさ、他の人にrdoさんを取られそうで不安だったんじゃない？

rdo ) それならそう言ってくれれば良いのに…

やっぱ俺も言い過ぎたかな…

あとでちゃんとnrsに謝ろう。

kmn ) ごめん、電話かかってきたからちょっと席外すね

rdo ) うん、全然大丈夫

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↺nrs side

nrs ) アイツまじでどこに行ったんだよ..

ポケットに入れていたスマホがﾌﾟﾙﾙﾙﾙと音を鳴らしながら振動する。

手に取り出したスマホには「小峯 玲」と表示されていた。

nrs 》もしもし、どうした？

kmn 》君が探してる人魔女の酒場に居るよ

nrs 》…は？どうぃｯ  (ﾌﾞﾁｯ ﾂｰﾂｰ

なんでkmnが知ってんのか分かんねぇーけどとりあえず行くか。

車に乗り込み、アクセルを思いっきり踏んだ。

~

…ｶﾗﾝｶﾗﾝ

魔女の酒場の扉を開けると、そこにはずっと探していた人の姿があった。

nrs ) rdo…!!

rdo ) えっ、nrs…？なんで？

rdoの元へ走り、力一杯抱きしめた。

nrs ) 俺が全部悪かった、ほんとごめん!!

rdo ) …俺も言い過ぎちゃった、ごめんね

nrs ) いや、rdoは何も悪くないって！

俺は泣きそうになりながら、精一杯気持ちを伝えた。

kmn ) 他のお客さんもいるからお静かにね

nrs ) ご、ごめん…笑

rdo ) 迷惑だし帰ろっか

nrs ) おう

rdoを助手席に乗せ、家まで車を走らせる。

rdo ) …手繋いでもいい？

nrs ) ふふっ、いいよ

rdoは嬉しそうな顔をし、俺の右手を優しく握った。

この手を一生手放しはしない__。

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おまけ

rdo ) なんで俺が魔女の酒場にいるって分かったの？

nrs ) kmnが電話で教えてくれた

rdo ) あいつ…やっぱかっけぇ~わ

nrs ) 今度何かお礼しないとな

次の日、2人でお菓子を持っていったとか…

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