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歌心side
「じゃ、私たち先帰るね、歌心ちゃん!」
「ちょ…買い物なら私も付き合うよ?」
「ごめんね、今すぐ行かなくちゃだから……歌心ちゃん、サンドイッチ、食べ終わってないでしょ?」
「遠慮せずゆっくり食べなって!」
「でも……!」
「いいから!じゃ!ご馳走様でした〜」
「ありがとうございました!」
…はい、読者のみなさんお察しの通り人生終了のお知らせが今………
「…歌心さん」
「………」
幻聴です、幻聴………
「歌心…さん?」
「はいっ!」
「聞こえてましたか、よかった!」
なんにもよくありませんっ!!
「そういえば……」
そう言って、安室さんに顔をガン見される。
やめてほしーなー……
「歌心さんって、僕の知り合いにそっくりなんですよ!」
「そうですか!そんな偶然があるんですね!」
「おや…歌心さんがご存知の人物かと思いましたが……違いましたか。」
「………。」
こうやって笑顔で口を滑らそうとしてくるなんて……
さすが…
「…さすが公安……」
安室さんの目が光る。
…え、私今声に出しちゃってた!?まじ!?
あー……………
やらかしたよ
「歌心さん、…?今なんと、」
「あーすみません私も用事思い出しまして…あはは」
そうやって出口の扉に手をかける直前。
「あれ〜?お姉さんどこ行くの?」
は!?!?
コナ…新一くん……
なんでいる。