テラーノベル
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会社ーー
あの日から数日が経つ、蓮の連絡は少し減った。
既読はつく。
でも、前みたいに何通も来ない。
♥️(怖いなんて言ったら…そりゃ傷つくよな)
もし付き合ったら。
もっと束縛されるのか?
俺はそれに耐えられるのか?
——わからない。
自分の気持ちが。
○○「おい!!宮舘、ここミスってるぞ」
○○「しっかりしろ!!」
♥️「……申し訳ございません」
心ここにあらず。
それでも——
会いたくなるのは、蓮だった。
⸻
仕事終わり。
♥️《今日、会える?》
すぐ既読。
🖤《うん》
♥️《俺の家、来れる?》
🖤《わかった》
今日はちゃんと話そう。
逃げないで。
⸻
宮舘の家ーー
🖤「酒?」
♥️「少しだけ飲も?」
グラスが鳴る。
しばらくして——
♥️「今日さ、仕事で大きなミスして」
🖤「うん」
♥️「ちょっと、きつかった」
視線を落とす。
♥️「一人だとさ」
♥️「余計に考えちゃって」
♥️「だから蓮を呼んだ」
沈黙。
🖤「……」
♥️「この前は、ごめん」
♥️「怖いなんて言って」
♥️「あんなに思ってくれてたの、正直嬉しかった」
目黒の瞳が揺れる。
♥️「でも俺、束縛は得意じゃない」
♥️「もし付き合って」
♥️「蓮を悲しませるなら嫌だ」
正直な言葉。
逃げないように。
⸻
🖤「涼太…」
声が震える。
🖤「嫌なことはしない」
🖤「直す」
🖤「ちゃんと、直すから」
目に涙が滲む。
🖤「だから……」
🖤「もう一度、俺のこと好きになって」
そこには余裕もプライドもない。
それを見た瞬間、
胸が締めつけられる。
♥️「蓮…」
耐えきれず、抱きしめる。
♥️「俺も」
♥️「高校のときも、今も」
♥️「好きだ」
腕に力が入る。
♥️「逃げてたのは俺だ」
♥️「ごめん」
目黒が、小さく息を吸う。
崩れた顔。
ぐちゃぐちゃで、
必死で、
それでも——
その姿が愛おしかった。
つづく。
次回⚠センシティブあり⚠
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