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俺達は美術室に着いた。
そこには破れたり丸められた絵が多量にあり、そのには1人の髪をまとめた長髪のミライが居た。
そのミライは泣きながら膝を着いていた。
コレも偽物だろう。
「…ミライ、大丈夫?」
「…!?君は?ボクの絵でも破きに来たの?」
「ミライ…違うよ…助けに来たんだ。」
と言うとカコはそのミライを撫でた。
俺は破れた絵を繋ぎ合わせて見た。
「いい絵じゃねぇか、よく出来てる。」
そう言うとそのミライは泣き出してしまった。
「ありがとう…ありがとう…」
ってな。
その後しばらくしてから俺達は別の場所に向かった。
廊下を歩いてたら血だらけになってる廊下が出てきた。
血の量は少しづつ増えて行った。
そして廊下が途切れる端の方で人が立ってるのが見えた…
「…あれ…お姉ちゃんじゃない?」
「…いや、でも地下世界に来るのは明日、要するに事件を起こすのは明日のはず。 」
「…という事は。」
「キラーミライだ。」
キラーミライはこっちを見てニタァ…と笑った。
「君も…消してあげるね?」
と言ってこっちに来た。
「逃げるぞ! 」
「う、うん!」
そのまま俺達は図書館に向かった…
図書館には犬耳の生えたミライが居た。
本に埋もれてる…
アレも偽物だろう。
「ミライ!?大丈夫?」
「大丈夫です…すいません…」
本から救出し、話を聞いた。
「本…好きなんでしょ?って本被せられて…」
と言っていた。
「そっか…すぐ助けられなくてごめんね。」
「いえ、助けて貰っただけ嬉しいです。」
とそのミライは笑顔を見せた。
「じゃ、俺達は人探ししてるから…」
と言いその場から立ち去った。
「はい!ありがとうございました!」
…図書館を出た後、屋上に向かった。
屋上に居たのは…
「みぃつけた」
…キラーミライだった。
待ち伏せされてた見たいだ。
キラーミライがカコに斬りかかる。
俺は咄嗟の判断でカコをかばい倒れてしまった。
「ディサピア!?」
…その後意識を失ったと思ったら図書館の前に戻っていた。
「…これ、どうなってるの…?」
…なるほど
「おそらく゛ゲームオーバー゛…だな」
「ゲームオーバー?」
「これ…ミライを探し出してクリアしねぇと出れねぇぞ…」