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二学期の始まり
神「徹夜で宿題…終わった…」
ひ「うわ!神永なんかしおれてんね…大丈夫そ?」
神「大丈夫に見えるか?」
ひ「いや全然!」
神「マジ眠いし疲れたし早く帰りたい」
ひ「まぁ早く帰りたいのは一緒かな!始まりの日って色々持ってかなくちゃいけないからめんどくさいよね〜」
神「あもうすぐ先生くる…」
――――――――――――
ナ「…」
ア「ナッツ〜」
ナ「わぁ!姉ちゃんびっくりしたよ…」
ア「ごめんごめん」
ナ「もう二学期って思うとなんか早いなって思わない?」
ア「何となくわかるかも」
加「2人ともおはよう」
ア「あっ!加藤さんおはようございま〜す」
ナ「…おはよう」
加「中学校生活最後の二学期…楽しまないとね」
ア「そっかー加藤さん最後の二学期か〜」
加「うん…あそういえば亜美菜、さっき先生が呼んでたよ」
ア「うっそ!ありがとう!行ってくるね」
トットットッ
ナ「じゃあ私も失礼…」
加「待って」
ナ「なに…」
加「そろそろやめなよ」
加「その姉ちゃんって呼ぶの」
ナ「なんでさ!姉ちゃんは僕の姉ちゃんなのに」
加「本当にやめて」
加「じゃあね」
ナ「……なんだよあいつ…」
―――――――――――――――
加「ごめんなさい…」
―――――――――――――――
ア「ふーんふーん」
ナ「(姉ちゃん…僕は姉ちゃんの妹…そうだよね)」
ア「ナッツ?どしたの」
ナ「いや…なんでもないよ」
―――――――――――――――
加「…もう嫌だ」
加「私が…▒▒▒なのに、」
加「ダメだ…分からなくなってきた」
加「夏がいなくなればいいのに」
───夏なんて嫌いだ────
加「ずっと冷たくていいんだ私…」
加「自分でいたいから…」
ア「あれ?加藤さん?」
ア「どうしたの?」
加「亜美菜…」
加「私知っちゃったの…」
ア「???」
加「夏がね…」
加「▒▒▒▒▒▒って事を」
ア「ッ…何それ…」
加「ごめんね…こんな話」
加「じゃあね」
ア「……」
――――――――――――
ナ「暇だし図書室にいこ」
ア「…」
ナ「お!姉ちゃんだ!姉ちゃ〜ん!」
ア「ん…」
タッタッタ
ナ「あれ?行っちゃったよ」
ナ「どうしたんだろ」
―――――――――
ナ「姉ちゃん!」
ア「…」
―――――――――
ナ「姉ちゃん!?」
ア「来ないで」
ナ「え…」
ナ「(嘘…僕嫌われちゃった?)」
ア「ごめんそんなこと…」
ア「もう近ずかないから…」
ナ「…泣」
ナ「なんで?姉ちゃんなんで離れるの?泣」
──嫌だ!──
──離れないで!──
──姉ちゃん!!──
不穏な10月に繋がる…
──────
作者 まつお