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前回までのあらすじ!
クロノアさんが高熱で倒れて、病院へ!
ぺ「先生…クロノアさんの容態は……」
医「ふむ……インフルエンザですね」
し「不治の病とかでは…!?」
医「インフルですね」
ト「すごく重い病とかじゃ…!?」
医「インフルっすね」
三人「…」
三人**「よかったぁぁぁ〜!!」**
医「うるせぇっすね」
僕たちは診察を終えたクロノアさんを連れて速やかに帰宅した
し「じゃあとりあえず、クロノアさんは安静にしておいてもらって!」
そう行ってクロノアさんを半ば強引に部屋へ閉じ込めたが、クロノアさんは熱や、診察のために病院へ行ったことや、三人の大声などで疲れていたのか、されるがままベッドに潜っていった
し「てことで皆さん!今日は静かに過ごしましょうね」
ぺ「わかってるって!」
ト「いきなり声でけぇよ笑」
ぺ「あ…!」
し「………大丈夫かな……?」
ぐ〜!
誰かのお腹がなった
ぺ「…腹へらね?」
言わずもがな犯人はぺいんとさんだった
し「ぺいんとさんって、おなかの音までうるさいんですか?笑」
ぺ「うるせぇ笑」
ト「確かに、もうお昼過ぎてるな」
ぺ「だろ!?」
し「じゃあ、お昼にしますか!」
ト「そうだな」
そう言ってトラゾーさんは台所へ向かっていったが、それをぺいんとさんがとめる。
ト「?」
し「?」
ぺ「俺がクロノアさんのメシ作りたい!」
ぺいんとさんは少年のように目をキラキラと輝かせている。
ト「え…まぁ、別にいいけど」
ちらっとトラゾーさんが僕を見る
し「じゃ、じゃあ!僕と作りましょうよ!」
ぺ「うん!いーよー!」
ぺいんとさんは電子レンジで卵を爆破させた前科の持ち主だからなぁ…
誰かが静かに監督しないと!
ト「あ!そういえば家に、イナリさんくれたハーブティーがあるんだった!熱に効きそうだし持ってくるわ!」
そう言ってトラゾーさんは出かけていった。
僕はトラゾーさんを見送ったあと、ぺいんとさんと料理を始めた。
作っているのはおかゆだ。見た目があまり変わらないから、よく分からないがおいしそうと思えばおいしそうだ!
そのとき…
ぺ「あ!しにがみ!!雨!雨!! 」
し「えっ、ああぁ!!」
急に空が暗くなったかと思うと、大雨が振り出したのだ。洗濯物がぁ!!と、僕は無我夢中でベランダへ駆けていった。
すべての洗濯物を取り込んだ僕は、一息つこうと階段を降りていると…
バーン!!!!
ぺ**「ワァァァァァァァァァァァァ!!!!」**
し**「わぁぁぁぁぁぁ!!!?」**
謎の破裂音とぺいんとさん事件性のある悲鳴Part2を聞いて僕は驚いてそのまま階段から転げ落ちた。
し**「うわああああ!!!!」**
階段から転げ落ちた僕を見たぺいんとさんは
それが、ぺいんとさんの声の音圧によって薄れてゆく意識の中で、僕が最後に聴いた言葉(?)だった………。
つづく!