テラーノベル
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こんちゃつうんです。純文学…を書きたい…練習です。わかんないむずかしい…なんやねん芸術性ってさっ…楽しそうではある((アドバイス等いただけると幸いです…良ければ読んでいってくださいな。
見られている。どこからか、誰からか。見られている。決して心地よいものではないその視線が、私の体に絡みつく。
ベッドの端の時計がちくたくと静かな部屋に響き、私をせかすように見つめる。止められていないボタンとボタンホールが役目を果たせず手持無沙汰なのを気にして咎めるように私を見つめる。全く読まず、買うだけ買って放置されて積まれた本たちが抗議するように私を見つめる。布団の上、たたまれもせずぐしゃぐしゃになった毛布が、責めるように私を見つめる。引き出しの中、どこかの機械のパーツであろうねじが、元の場所に帰りたいとすがるように私を見つめる。部屋の隅に置かれた観葉植物が、枯れそうに弱弱しく私を見つめる。頭上の電球が、自分の仕事をするのも面倒くさそうに、じとりと私を見つめる。何がいいのかいまいちよくわからない現代の、高尚な理想を描いたオブジェが、面白そうに私を見つめる。水のほかに何も入っていない水槽が、生きる意味をくれと泣きそうに私を見つめる。ぬるりと生えた苔が湿気が足りないとばかりに乾ききり、恨むように私を見つめる。黒く光る電源を落としたその板が、早く入れろとねだるように私を見つめる。天井についた機械が、対価を払えと私を睨むように見つめる。浮世の光を遮断する布が垂れ、これでいいだろうとほくそ笑み私を見つめる。
あぁ。私は、こいつらに。
生きとし生けるもの全て、誰かに、何かに見られ生きているのだろう。余所行きの格好をさせるために視線は私たちを縛る。丁度、サテンのリボンのように。きゅっと結ばれ、送り出されるのだ。得るのは苦痛なのか幸せなのかは知らないが、同じように運ばれていくのなら幸せであれと願おう。
嗚呼なんと哀しき哉_自分の中で咲いた怠惰というめしべに、情緒という花粉がついてしまった。結ばれできる果実は…なんと形容すべきだろうか。少なくとも、甘いで済ませられぬ味がしそうだ。
んだこれ。では。
るな@作品投稿休止中
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コメント
1件
つうんさんの「見られている」感覚、すごく伝わってきた……!部屋の中のひとつひとつが自分を見つめてくる描写、読んでてちょっと苦しくなったけど、それだけ細かく描写できるのがすごいなって思った。特に「得るのは苦痛か幸せか知らないけど、幸せであれと願おう」ってところ、切なくて好き。純文学むずいって言ってたけど、ちゃんと雰囲気出てたよ…!引き続き応援してます🌙