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「堪えがたきを堪え 忍びがたきを忍び…」
その言葉に勢いよく起きる
すぐに夢だと気づき以前の事を思い出す
窓の外から温かい陽の光が差している
深呼吸をして自分の周りを確認する
ふんわりとした感触が体を包む
身を預けたくなるがここがどこか
わからない以上危険なので
ひとまずベットから降りる
部屋には大きいソファが一つと
その前に机が一つラジオが一つ
ベットの近くに棚と机があるだけだ
何か使えそうな物を探していると
扉の方から音して咄嗟に構えた
ソ連「おはよう」
焦っている自分とは対照的にソ連は
ソファに座りくつろぎはじめる
とりあえずベットに戻り
どうしようかと考えていると
ソ連がラジオをつける
聞こえたのは
[夢で聞いた内容だった]
頭が真っ白になる
“夢で聞いた言葉は本当だったのか”
“日本は負けたのか”
“私は用済みとなるのか”
“処刑されてしまうのか”
混乱していると腕を掴まれる
抵抗しようとするが全く動かない
ソ連が強いとかそういうのでは無い
ソ連
「国としての力がなくなった」
理解する前にソ連に先を越された
国とって国力はそれぞれ違いはあれど
スペックに直結する
国が降伏すれば無いに等しい
ソ連
「実際にはまだ残っているだろうが
正式な手続きをすれば旧国になる 」
全身が恐怖に包まれる
全身から力が抜け倒れそうになると
頭を掴まれ強制的にソ連と目が合う
ソ連
「これからは俺の一存でお前の未来が決まる
賢い日帝なら分かるよな」
そう言って手を離す小さく頷くと
満足した表情で頭を撫でる
ソ連
「準備するから待ってろ」
そう言い部屋から去る
脱力感に襲われ力無く倒れる
日帝
「…」
外にいる小鳥の鳴き声とは裏腹に
暗い気持ちで布団に包まった
誤字脱字内容がズレている
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お手数をおかけしますがお知らせください。
最後に読んでいただき
ありがとうございました。