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白「何か言いました?」
兎「なんでもないよ!ほら早く帰ろう!」
白「はいっ」
〜翌日〜 白「おはようございます」
宇「巴さんおはようございます!」
白「あら宇津木さん。もうこんな時間だわ。そろそろ帰らないと」
兎「そういえばお腹空いたかも。牛丼食べたい気分」
宇「牛丼ですか。じゃあ帰り道にあるお店に行きましょうか」
兎「牛丼屋さんは久々だから楽しみ!!」
白「宇津木さんは一人暮らしなんですか?」
宇「はい、実家を出て一人で暮らしています」
白「私も一人住まいです。たまには誰かと一緒に食べるのもいいものですね」
兎「巴さんとは気が合いそうだと思ったけどやっぱり一緒に住んでると似てくるのかな?」
宇「確かにそういうこともありますよね。家族みたいなものですからね!!」
白「まあまあ、とりあえず仲良くやりましょう」
兎「そういえばさっきの話に戻るけどどうしてこんな時間に外にいたの?」
宇「ああ、その話はですね……」
宇津木さんが今までの経緯を説明してくれた。簡単にまとめるとこうなる。彼女はある日突然家に帰れなくなった。それからずっと外で暮らしているのだという。
兎「家出少女じゃん!!!」
白「困りましたね……」
宇「もう慣れちゃいましたけどね」
兎「なんで帰らないの?」
宇「帰りたいんですけど色々あって帰るに帰れないというか……」
白「もしかして何か問題が起きてるのでしょうか?例えば借金とか」
宇「はい、実はそうなんです」