「はぁッ、、、」
「なぁ太宰ッ、」
「ん?どうしたんだい?」
朝食を済まし、数分後。中也はなぜか息が荒くなり、頬は赤く染まっている。太宰はその様子を、楽しそうな笑みで見つめていた。
「お前、、、あん中になんか入れただろっ、」
「あはは、バレちゃった?」
「実はねぇ、、、媚薬入れたんだ♡しかも、いろんな媚薬混ぜたの♡」
「びっ、!?」
驚いたかのように目を見開いた。その間も絶え間なく荒い息を吐き、頬は赤く染まっていた。
(落ち着けッ、落ち着けッ、、、クッソ、)
(でも、なんでこんなに、、、太宰を襲いたくて仕方ないんだ、?)
中也は無意識に太宰のもとに近づいていた。その姿を太宰は不思議そうに見つめ、何も言わない。が、次の瞬間_
ドサッ!
中也が太宰をベッドに押し倒した。が、太宰は何故か余裕の笑みを浮かべている。
「大胆だねぇ、そんなに媚薬よく効いたの?」
太宰はそっと手を伸ばし、中也の首筋に触れた。
「んぁっ、!?♡」
その瞬間、中也の全身がびくんと大きく跳ね上がった。そして、力が抜け、ぽすっと太宰の首元に顔をうずめる。
「可愛い反応しちゃって、、、でも、飼い主の上に跨るなんて、悪い犬だねぇ?」
「ぁ、ぅ、、、ごめ、なひゃッ、」
「謝って済むと思ってるの?ふふっ、考えが甘いねぇ」
「そう簡単に許してあげるわけないじゃん♡」
ぐるっと全身を回転させ、今度は太宰が中也を押し倒した。中也の耳元に顔を近づけ、低く囁く。
「君が私の上に立つことなんて、絶対ないから♡」
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神、、、