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なにも変わらないいつも通りの日々が今日変わった。
赤色、青色、黄色と様々な雨粒が降った。みんなが興味本位で外へ出て雨に打たれていった。
僕もそのみんなのうちの一人だ
次の日
ジージージー
カーテンの隙間から太陽の光が差し込む
鳥の鳴き声とスマホのアラーム音が聞こえる
蒼汰「ふぁ~、もう朝かぁ」
蒼汰は眠たい目をこすりながら一階へ降りて行った
お母さん「あらおはよ、今日は一回で起きたの?」
蒼汰「今日は珍しく起きぃぃぃぃいいいい」
蒼汰は顔を上げてお母さんの方を見た瞬間叫んだ。
お母さん「どうしたの?」
蒼汰「ま、待って!今救急車呼ぶから!!」
お母さんの両腕が異様に長かった
関節は一個だ。だが肘から手首までが異様に長い
救急車か、それとも他に専門のところがあるのか必死に探していたら
お母さん「蒼汰、ニュース見てないの?」
蒼汰「ニュ、ニュース?」
急いでテレビをつけた
テレビでは腕以外にも、指や足、首、胴体と様々な場所が伸びている人がいた
お母さん「この国のお偉い人が『臨機応変に』っていうから頑張って慣れているの!」
どれだけポジティブなんだ…
というかこんなの臨機応変とか無理だろ?!
お母さん「そういえば学校は?」
蒼汰「あっ!忘れてた!」
「行ってきまーす!!!」
と、元気に学校へ向かったのはいいものの…
すれ違う人みんな僕の方を驚くような目で見ている
二度見をしたり通り過ぎるまで僕の方を見たり
なんでだろう…
そんな疑問が頭の中にぐるぐる回りつつ学校についた
教室についてドアを開ける
「おはよー!」
みんな「おはy…」
みんながこっちを向いた、僕の方へ一斉に
教室に入るまでも、入ってからもいろんな人たちに驚きの目で見られる、
一体どうしたのだろう…