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🖤「…ない…かも」
🤍「うわぁ」
ラウールが顔をしかめて、大きいパーツがギュッと真ん中に寄る。
💙「最悪、お前阿部ちゃん何だと思ってんの?」
しょっぴーも眉をひそめている。
🖤「わかった、わかったよ。次の休みは阿部ちゃんと過ごすって言ってくる」
阿部ちゃんを探しに立ち上がった俺をラウールとしょっぴーが驚いた顔で見ていたような気がしたけど、それどころじゃなかった。
🤍「そういう事じゃないんだけどなぁ」
💙「ダメだあれ、なんもわかってないわ」
控室やレッスンスタジオに姿はなく、階段に阿部ちゃんの背中が見えた。
声をかけようとして、隣にふっかさんがいるのに気付いて足が止まる。声も飲み込む。
何か話してる。
💜「そりゃしんどいよなぁー」
💚「うん、どうしたら伝わるかなってずっと考えてたけど、なんか疲れちゃって」
💜「疲れるだろうね。で、どーすんの?もう終わらすの?」
💚「まだそこまでは。でも聞いてくれてありがと、コーヒー奢る」
こっちに来そうな気配に、急いでその場を立ち去った。