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日本 side



『うわ、美味しそう…』

「今日はたっくさん食べてください!」


北海道さんが大きな鍋をもってきて、机の真ん中あたりに置く。

鮭としいたけと大根と長ネギと…確かこれは、石狩鍋って言う北海道の郷土料理だった気がする。

小皿にとって一口食べる。


『ん、凄くおいしいです!』

「北海道さんの料理はもう本当においしいんですよ!」

「秋田、飲み込んでから話そうね。そして僕のネギもっていかないで」

「いいでしょちょっとくらい」

「ネギの消費量一位のちょっとは信用できねずな~」


「山形、俺のネギちょっとあげる。鍋の中も無くなってきてるし…」

「えぇほんとだ、おしょうしな福島」


8人もいると、あんなにたくさんあった鍋の中身がみるみる減っていく。いつの間にか庄内地方さんと内陸さんは山形さんになってた。

全部空になった頃、北海道さんが立ち上がって鍋を回収していった。

そしてさっきより具材が大量に入った石狩鍋と、そのあとに持ってきたのは…


「いやー、朝漁師さんから大量にもらってね~」

「これは…タラバガニ?」

「似てるけどちょっと違うよ。これはアブラガニ。」


アブラガニ…一般的に味はタラバガニに劣るとか言われてたけど、実際どうなんだろう…

早速足を一本取る。カニなんて最後に食べたのいつだっけ…

…あれ、意外と固くて殻が…ってかでこぼこしてて痛い…よいしょ、っと。お、上手い事取れた


『いただきます。…ん!』


え、凄くおいしい…!結構甘味強くて全然おいしい!

あれかな、新鮮で旬だからっていうのもあるのかな。ってかめちゃくちゃ美味しい


「あ!そうだ忘れてた、僕お酒持ってきたんですよ~!」

「酒…!」

「俺も持ってきた」

『そういえば私、なにも持ってきてないですね…すみません』

「なんもなんも!!来てくれたことが凄く嬉しいですから!ゆっくりしていってください!」


「まあ…」と言いながら、北海道さんは呆れたように山形さんと秋田さんの方を見る。


「鳥海山は山形県の山!」

「いーや秋田のだね!こっちの方が綺麗に見えるし?」

「山頂はこっちにあるけど?」

「いやいや、秋田富士って言われてるんだから秋田のでしょ」

「また始まったよ…」


「こんなに騒がしいと逆に疲れるかもですけど」

『あはは…まあ元気なのはいいことですよね』


そんなこんなで食べて飲んで話してお腹いっぱいになった頃。

酔って寝ている人や全然酔わなくてまだ口喧嘩をしている人、饒舌になってる人と中々に凄い状況になっていた。


時計を見ると22時を過ぎようとしていた。…そろそろ帰ろうかな。

あんまり遅くなると兄さん達に心配されるかもだし。

そんな僕の様子を見ていたのか、岩手さんが声をかけてきた。


「祖国さん、もしかしてそろそろ帰る感じですか?」

『そうですね、時間も時間ですし、兄達が心配すると思うので…』

「兄…?祖国さんのお兄さま方って確k((ング」

「そういう事なら、長居するのはあまりよろしくないですね。酔っぱらいのことは俺らに任せてください。」


突然岩手さんの後ろから宮城さんがヌッて出てきた。

岩手さんの口を押さえてる。何かまずい事でもあったのかな…


「祖国さんにはいつもお世話になっているんです。今日はゆっくり休んでください」

『ありがとうございます。そうだ、北海道さんは…』


北海道さんは椅子に座ったまま寝ていた。

首が寝違えたりしないか結構心配な体制で…


『北海道さんに、今日はありがとうございましたって伝えておいてください。』

「わかりました。それじゃあおやすみなさい。」

『おやすみなさい。また明日。』



~~~~~~移動中~~~~~~



『ただいまー…』

「お帰り。遅かったな。」

『陸兄!今日東北と北海道の方たちとホームパーティーしていたんです』


今日あったことを陸兄にたくさん話した。

陸兄は相槌をうってくれて、たまに詳しい事を聞いてきて。


『今度陸兄と海兄達も一緒にアブラガニ食べに行きませんか?』

「そうだな。…空が海の分まで手つけて喧嘩する未来がなんとなく見えるが。」

『確かに、あの二人ならそうなりそうですね』


そんなことを話しているうちにだんだん眠気が襲ってきた。

陸兄に「そろそろ寝なさい」と言われ、自分の部屋に戻る。


『…明日も休みか…なんだろう、家でゆっくりすると逆に落ち着かないんだよなぁ…』


とりあえず、明日のことは明日考えよう。

そう思いながら眠りについた。






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遅刻ですね。ハッピーバレンタインです。

これが元美術部の中で一番絵が下手な人の全力です。

大体2時間半くらい。


需要無いと思いますけど製作過程載せますね。

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バレンタインの綴りわからなくてひらがなになった深夜テンション

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まっすぐ線を引けなくて発狂しながら描いたまると線。

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一回適当にぶわー塗って消しゴムでちまちま消した一時間。

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影つけて光つけた。目も塗った。

日本に影つけるの忘れていることに気付いてない模様。

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背景の色ぶわー塗ったら思ったより消し忘れあって笑ってた深夜テンション。

んで色々ちまちま消したり付け足したりして

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完成。軍服描けないから色だけ。

僕はバレンタイン友人からもらいました。初めての出来事でした。(高1)


あ、なんかフォルダ漁ってたら出てきたおまけを

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めっちゃ画像見ながら描いて、確かメイン人物描くより時間かかってた気がする()

これ描いたのが多分中3の時。


…なんか気づいたら口調砕けてましたね。失礼失礼。

それでは、次の更新でお会いしましょう。

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