🖤side
 
 
 
 🖤 )「そろそろお風呂入ろっか。」
 
 
 💚 )「お風呂ですか。」
 
 
 🖤 )「うん!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 洗面所
 
 
 
 🖤 )「よいしょっと」(脱
 
 💚 )「……お風呂なんて久しぶりだな。」(脱
 
 
 🖤 )「お風呂入らないの、?」
 
 
 💚 )「家にお風呂なくて。滅多に入れませんでした。入れてもほんの一瞬で。」
 
 
 🖤 )「そうなんだ……」
 
 
 自然と身体に目がいってしまう。
 
 なぜなら。
 
 
 ほっそりとした身体。
 
 その身体には傷だらけで。
 
 
 つい聞きたくなって「どうして。」と聞こうとしたけど。何故か言葉が詰まった。
 
 
 お父様なら、、きっと言ってくれるまで待ってるはずだから。
 そう思ったからなんだと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 💚 )「入りましょ?」
 
 と言って俺の顔を見て、頭をこてっと倒す。
 
 
 あざとい……
 
 わざとなのかたまたまなのか……
 
 
 
 
 どきっ
 
 
 
 
 
 
 
 あれ……なんか、今胸の辺りが暑い。
 
 
 
 
 なんで……
 
 
 そんなことを思いながら風呂場に入った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 💚 )「広い……」
 
 
 
 また目をキラキラ指せる亮平。
 
 そっか。俺にとっては”当たり前”だけど亮平からしたら”特別”なんだ……
 
 
 
 
 
 💚 )「入りましょ。」
 
 🖤 )「え、髪洗わないの?」
 
 
 💚 )「……髪って洗うんですか、?」
 
 
 🖤 )「ぇ……?」
 
 
 
 衝撃を受けた。
 
 
 そっか……そうだよね。
 
 
 
 
 
 
 
 🖤 )「俺が洗ってあげるよ。」
 
 
 💚 )「ありがとうございます。」
 
 
 
 俺はシャワーからお湯を出して、亮平の頭にかけた。
 
 
 💚 )「っ、!」(びくっ
 
 🖤 )「あ、ごめん。びっくりさせちゃった?」
 
 
 首を横に振る亮平。
 でも、そんな亮平は少し震えていて目を強く瞑っていた。
 
 怖いのかな……
 
 
 
 
 
 🖤 )「シャンプーつけるね。目の中に入らないように気をつけて。」
 
 
 💚 )「……はい。」
 
 
 ごしごし
 
 
 また、亮平は目をキラキラさせていた。
 
 シャンプーに興味心身のようだ。
 
 
 💚 )「シャボン玉が沢山……!!」(きらきら
 
 
 🖤 )「シャンプーも初めて?」
 
 💚 )「はい。お風呂入るって言っても湯船に浸かるだけでしたから。」
 
 
 🖤 )「そうなんだ。」
 
 
 この様子だと、石鹸もまともに使ったことないんだろうな……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 亮平の髪を洗った後、亮平を湯船に浸からせ俺は髪を洗ったり顔を洗ったりしていた。
 
 
 その時だった。
 
 
 
 
 
 
 どん!
 
 
 
 
 
 💚 )「っ……」(倒
 
 
 
 
 🖤 )「亮平……?」
 
 
 
 
 何が起きているか分からなかった。
 
 
 倒れた……?
 
 
 
 🖤 )「亮平!!」
 
 
 
 俺は、亮平に駆け寄る。
 
 
 息はしてる。
 
 長風呂しすぎて脱水症状を起こしたのか?
 
 でも、そこまで長くないはず……
 
 
 でも、、、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 『家にお風呂なくて。滅多に入れませんでした。入れてもほんの一瞬で。』
 
 
 亮平の言葉がふと横切った。
 
 
 亮平にとっては長かったのか……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 すぐに上がって亮平に水を飲ませて冷ました。
 
 
 
 
 💚 )「……っ、?」
 
 🖤 )「亮平?」
 
 
 💚 )「蓮……様、。」
 
 
 🖤 )「大丈夫?」
 
 
 💚 )「はい、。大丈夫です、。」
 
 
 🖤 )「とりあえず、服着て冷めすぎないうちに髪を乾かそうか。乾かしてる時もこまめに水を飲むようにして。」
 
 💚 )「はい。」
 
 
 
 
 
 
 🖤 )「ここ座って。」
 
 
 💚 )「はい。」
 
 
 🖤 )「今から乾かすんだけど、大きい音鳴るから。ちょっと我慢してね。」
 
 💚 )(頷
 
 
 
 
 ドライヤーのスイッチを入れると、亮平は少しびっくりしていたけどこれにも興味心身だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 🖤 )「乾いたよ。」
 
 
 💚 )「ありがとうございます。」
 
 
 🖤 )「俺乾かすから。先部屋戻ってて。」
 
 
 💚 )「俺が、蓮様の髪乾かします。」
 
 🖤 )「え、いいのに。」
 
 
 💚 )「やりたいんです。」
 
 
 🖤)「じゃあお願い。ここスイッチだから。」
 
 
 💚 )「はい。」
 
 
 
 🖤 )「あっちッ!」
 
 💚 )「あ、、すみません。 」
🖤 )「良いよ。色んな所に風を当てて、一部分に集中させちゃうと火傷するから。」
💚 )「はい。」
一生懸命乾かしてるくれる姿はなんだか、子供を見ているようで愛おしかった。
 
 
 何故かまだ、胸の辺りが暑かった。
 体調悪いのかな俺……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 あれ、どうしてだろ。
 
 
 懐かしいな……
 
 
 
 
 『俺が乾かす!!』
 
 『ほんとに〜?ありがと!』
 
 
 
 あれは誰……?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 💚 )「終わりました。」
 
 
 🖤 )「お、ありがと」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ♡=200
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ーーーー
 
 毎回だけど長くなってすみません💦
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コメント
5件

主様を今日まで知らなかった💧これから楽しみにしてます

主さん天才🎓✨👏
