🖤side
🖤 )「ん~……あさぁ……、?」
目を覚ますと俺は机の上で寝ていて窓からの日差しを直に浴びていた。
💚 )「おはようございます。」
🖤 )「あ、起きてた?」
💚 )「はい。5時辺りから」
🖤 )「5時!?はやぁ……笑」
🧡 )「蓮様~朝ですよ~……って!?」
🤍 )「蓮様が早起きされてる……!?」
🖤 )「んぇ?」
確かに、いつもは起こされてから起きてたのに。
🧡 )「成長か……」(泣くフリ
🤍 )「何しみじみしちゃって笑」
💚 )「すみません。俺がベッドで寝てたから……蓮様がベッドで寝れずに良い睡眠が出来なかったってことですよね。すみませんでした。」
🖤 )「ううん。違うよ。いつも俺、机で寝てるからいつもの事だよ。大丈夫。」(なでなで
💚 )「っ、!?」(避
🖤 )「、!」
やば、!
無意識のうちに撫でてた、、、
💚 )「ぁ……あ……すみま……せん、」(震
🖤 )「謝らないといけないのは俺の方だよ。むやみに触っちゃダメだよね。ごめん。」
🧡 )「、、、」
🤍 )「そ、そーだ!!朝ごはんにしましょうか。」
🖤 )「うん。お願い。」
🤍 )「はい!」(走
🧡 )「あ、そういえば。今日気分転換に、久しぶりに街に出てみたら?とお父様が。」
🖤 )「お父様が……?」
🧡 )「最近、勉強や仕事でおつかれでしょうから。行ってきてはどうでしょうか?」
🖤 )「うん。そうするよ。」
🖤 )「亮平。一緒に行かない?」
💚 )「……街ですか。」
🖤 )「うん!」
数時間後
俺達は馬車に乗りながら街を回っていた。
💚 )「……」
🖤 )「やっぱり街は賑やかだね。」
💚 )「……そうでしょうか。」
💚 )「俺には、”地獄で狂ってる悪魔”に見えます。」
🖤 )「地獄……悪魔……」
💚 )「あ、、ごめんなさい……」
🖤 )「ううん。確かに。大人はみんな狂ってるもんね。」
🧡 )「……、」
💚 )「……あれ、ここって 」
🖤 )「そう。亮平の暮らしてた通り。」
💚 )「っ……!」
村人 )「蓮様!!」
村人 )「蓮様……!我々に恵を!!」
🖤 )「康二。あれを。」
🧡 )「はい。」
そう言って、康二は道にお金をばらまいた。
村人 )「金……金だ!!!」
村人 )「俺のだ!!どけ!!」
🖤 )「……これが現実か。」
💚 )「……」
🖤 )「分け合えば良いのに。哀れだな。」
馬車の窓から俺は静かに金を取り合う大人を冷たい目で見ることしか出来なかった。
🖤 )「行こう康二。」
🧡 )「はい。」
💚 )「ちょっ……此処って。」
🖤 )「亮平の家でしょ?」
💚 )「待って、、!やめっ!」
🖤 )「亮平は馬車で待ってて。」
🖤 )「お邪魔します。」
母 )「蓮様……?」
弟 )「おまえが……!」
弟 )「あにじゃをかえせ!!!」
母 )「ダメよ、、ごほっごほっ、、」
🖤 )「、!」
🖤 )「何か持病をお持ちですか、?」
母 )「はい、、ちょっとだけ。大丈夫ですからお構いなく……」
🖤 )「これ。薬です。」
母 )「そんな……大丈夫ですから、、、」
🖤 )「いえ。早く治してください。あと、これパン。」
弟 )「パン、、、!?」
🖤 )「ごめんね。ちょっとだけお兄ちゃん貸してくれないかな?すぐにお返しするからね。」(なでなで
弟 )(こく
🖤 )「ありがと。」(にこ
🖤 )「それでは、俺はこれで。」
母 )「あの……ありがとうございます、!」
🖤 )「大丈夫ですよ。」(にこ
🖤 )「ただいま。行こっか。」
💚 )「……」
🖤 )「亮平?」
💚 )「……っ」(泣
💚 )「……ごめ……ん……」(小声
🖤 )「っ、、」
🧡 )「行きましょうか。」
🖤 )「うん。」
ごめん亮平。
俺はこんな事しか出来ないけど。
それが亮平の望みなら。
俺はなんだってやるよ。
)「……あのクソ野郎、」
♡=200
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