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snowman
※学生パロ
…
康二🧡「ここどこやね〜ん…穴深すぎるやろぉ〜… 」
大介🩷「…っ!!」
「康二っ!頭下げて!!!」
康二🧡「?!フイッ!(屈」
拍弍「なんじゃ避けおって笑、俺と遊ぶのがそんなに楽しくないか?笑笑」
大介🩷「…俺らのこと倒して何にしたいの?涼太を連れ去るなら俺らと戦う意味なくない?」
拍弍「…俺の気分だ、」 ボワァッッ!!
大介🩷「…“水残”!」
康二🧡「ッ!カチャッ!“鎌先”…」
拍弍「……知らない術ばかりだな…」
康二🧡「やろうなっ俺らの術はほぼ自分達で作ったもんや!」
拍弍「ほう……でも隙が多いなぁ?」
ドンッ!
康二🧡「っ!?ウグッ!」
大介🩷「康二!」
(ヤバい…攻撃をもろに食らった!)
拍弍「落ち着け…少し夢を見るだけだ…」
大介🩷「…っ!」
(亮平が言ってた煙の術と違う…?目眩ましだけに使うもんじゃねーのかっ!)
拍弍「…ニヤッ…“昔の夢”でもみるがいい…ボソッ」
康二🧡『……ここどこや?』
?『かぁーしゃん!こっちやでー!』
??『ふふっ笑、“康二”まちーや笑!』
?『じゃあはよー!』
康二🧡『っ!…あれ俺か?子供?』
俺は今何してたっけ…?なんかしてたのに…思い出せない。まぁいいや……“久しぶりに母さんに会えたんやけん”みておこ…
康二『かぁしゃん?今日のごはんな~に?』
母親『今日はハンバーグよ〜』
康二『やったぁ!こーじかあしゃんのハンバーグ大好き!』ギュッ!
母親『ふふっ笑よかった!でもここやったら油飛んで危ないけん、お椅子でまっとってや?』
康二『は~い!』
あぁ…懐かしいな……俺母さんのごはんめっちゃ好きやったわ。でも…あと少しでわかるよ……
もぉ母さんのご飯は食べれんくなるし、1人で苦しんでいくってさ…
あ、そうや。俺この時の事忘れてた。なんでこんな大切な記憶忘れとったんやろ。“母さんのお陰で”助かったし、照兄達に会えたんや……
康二『…母さん?』
俺が14の時、母親が車に跳ねられた。俺をかばって。その時はまだ警察なんてものはまともに動いてくれない時代。犯人は捕まらんでこの事件は終わった。俺は父親が居らんかったから、行く所がなかった。
康二『……寒っ…死んでしまった方が…いいのか?俺が死んでも、だーれも悲しまんやろ…』
そう思って俺は真冬やのに川に身を投げようとした。でも……その時身体に異変があった。
ボワァ!
康二『っ!?な、なんで胸が燃えてんの!?』
そう、急に胸あたりが燃え始め、辺り一面明るくなったんを覚えてる。その火は不思議と熱くなく、なんならぬくもりを感じるまであった。
あとから知ったが、その胸の火は“父が死んで発動した”妖怪になるためのトリガーやった。
要するに、“半妖怪”やった父親が死んだことによってその血が流れてる俺が“妖怪”を引き継いだ……そんな感じらしい。
…その反動か、俺は人間の時の記憶が所々なくなっていた。まぁ今この走馬灯みたいなもんで思い出せたけん良かったんやけどな。
さて、記憶は思い出せたから、次はここから出らなあかんな。どないして出ればいいかな……?
大介🩷「っ!!こーじ目覚ましてよっ! 」
拍弍「なんやもぉ終わりか?手応えのないやつやなぁー?もっと相手してくれよぉっ!」ドンッ!
大介🩷「ウグッ…!」
どうしたら…どうやったら康二は目を覚ます?!拍弍が康二に“煙”を使った攻撃をした。だからなんだ?本当に“煙”が原因なのか?もしそうだったらどうやって康二を起こしたらいいの?!俺……わかんないよ…!
こういう時、亮平だったらどうするんだろ…すぐ思いつくのかな……?
『…煙ってだいたい“火”から出てるでしょ?だから大介の“水”はもしかしたら……』
大介🩷「『煙に効くかもしれない…』」
『水よ…今ある限りのお前達で雨を降らせて!!』
ポツッ… ポタッ…ポタッ… ザ,ザザァァァ!!!
拍弍「なんだ……?雨か?」
(一体なんのために?)
康二🧡「……んぅ?……」
大介🩷「っ!!康二!?起きたっ?!」
康二🧡「さっ……くん?…」
拍弍「っ!!」
(そういう事か…!顔周りについた“煙”を洗い流すために雨を降らせたのかっ!!)
大介🩷「康二、立てる?」
康二🧡「おん…寝取っただけやけんちゃんと動けんで!」
大介🩷「よかった(微笑」
拍弍「お前達…うざいな……」
大介🩷「にゃははっ!!笑、ありがとな?“家族”の中でもいっちばん!うっせーしぅぜーんだよ!」
「ねぇ?照、ふっか?ニヤッ…」
拍弍「は?」
ヒュッ… ドンッ!
拍弍「っ!!」
💜「おっ!いい感じに入った!」
照💛「……ヤバお前……」
💜「うっせ!俺も大介と康二達と一緒でうるさいしうっざいでやってるんだよっ!笑笑」
照💛「はぁ……それもそうか笑」
「拍弍、お前はここで倒すよ……ニヤッ」
拍弍「……小賢しいやつらだなぁ………」
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