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#日本受け
白狐こはく@カンヒュ民
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この物語に、政治的意図・戦争賛美の意図はありません。また、現実とは関係はありません。 旧国が出てきます。
グロテスクな描写があります。
史実・原子爆弾の描写があります。
書き手の妄想が大幅に含まれているので、史実に忠実ではない部分があります。
それでもいい人は…先に、お進みください。
そんな、時だった。
何か、何かが…おかしい。
違和感。それが、確かに感じ取れるのだ。
その、瞬間。その違和感に、触れた瞬間であった。
目の前でーーーーーが、爆ぜた。
いや、爆ぜたというべきではない。
「爆ぜた」という単語では言い表せぬほどの、
爆発が、起こった。
「この世の終わりだ」と、
本能に叫ばせるほどの。
全てが、めちゃくちゃになる光だ。
*万物ことごとくを、壊し、殺し、 ねじ切り、*
*燃やし、 爆破し、蒸発し、消し去り…*
ここにある全てを、否定する音だ。爆発だ。
「…あ゛あ゛……」
それ以上、声は出ない。
それ以上、目は開かない。
それ以上、息はない。
それ以上、動きはない。
…それ以上、存在は許されない。
ただ、そこにあったから。
ただ、そこに居たから。
それだけの理由で、そこにあるものは、死んだ。
生き残っているものはある。
ただ、これから、すべからく、存在を奪い取られていく事だろう。
文はない。言葉はない。ただ、それを感じた。
私の命は、削られただけ。まだ、残っている。
だが、これからはそんなものはない。
これから、食料は?住処は?安全は?治療法は?そもそも、これはどうにかなるのか?
未来でさえ、この地は回復するのか?
嗚呼…この地が暑い…身体が熱い…絶望が…そして希望のなさが…分厚く、のしかかる。
暑い、熱い、厚い、アツい、あつい…あつ、い…
不快感が、身体を駆け巡る。
私を逃してくれない。
倒れている上に、覆いかぶさられているようだ。
身体が、うまく動かせない。感覚がない。
目が僅かに動くが、何かが引っ付いているような感覚、また、目を開けようとすると痛みが走る。
…これは、溶けている…のか?
もしかして、まぶたがケロイドになっている?
そんな事が思い浮かぶが、それ以上のことは考えられなかった。
思考でさえも、溶けていくようだ。
考えようとしても、熱さがそれを跡形もなく燃やす。何も、考えられない。
私はそのまま、押し潰されるように…目を、閉じた。
コメント
1件
あまさん、読了しました。このエピソード、本当に胸が押しつぶされるような描写でしたね……。特に「存在を否定される」という感覚の表現が生々しくて、読んでいるこちらまで息苦しくなりました。まぶたが溶けているかもしれない、と気づく部分の冷静さと、思考すら熱で燃やされる感覚の対比が印象的です。戦争の非情さ、ただそこにいただけで奪われる命の重みを、体験したくないのに想像させられてしまいました。続きがどうなるのか、でも読みたくないような……複雑な気持ちです。