テラーノベル
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今回まじで超絶長いです
最初にきしろで、途中からりちょシドでてきます。今回はいないです。
ほんとは1個にする予定だったんですけど、思ったよりも長くなってしまったので2編にわけさせてもらいます。
なんでもありな人のみどぞ
夜。
ニキが家で編集していると、突然スマホに通知が入った。
《今から行く》
大好きな彼からだった。
👑「え、こんな時間に、?」
思わず時計をみる。外はさっきからかなり雨が強い。〝傘もってんのかな〟って考えた瞬間、インターホンが鳴った。
ニキが急いでドアを開ける。
👑「ぼびー______…….は、!?!」
たっていたぼびーは、頭からつま先までびしょ濡れだった。髪からぽたぽた水滴が落ちてる。服も完全に張り付いていているし、靴までぐちゃぐちゃ。
目の前の事実にびっくりして思わず固まった。
👑「え、なにしてんの!?!!?」
👾「…..雨やばかった、」
👑「みたらわかるわ!!」
ぼびーは困ったみたいに笑う。
でも唇少し青い。
ニキはすぐぼびーの腕を掴んで家に入れた。
👑「傘は!?!」
👾「…..忘れた、」
👑「買えたでしょ!?」
👾「途中までいける思ってん….」
👑「思うな!!」
珍しくニキが本気で怒ってる。
ぼびーは「ごめん…」って小さく肩を縮めた。
でもニキは怒鳴ったりしない。
ただめちゃくちな心配してるのが伝わる。
👑「とりあえずこっち!」
ニキは急いでタオルを持ってくると、ぼびーの頭をわしゃわしゃ拭いた。
👾「冷たっ……!」
👑「当たり前じゃん!体冷えきってる!」
ニキは髪を拭きながら、ぶつぶつ文句を言う。
👑「風邪ひいたらどうすんの」
👾「ごめんって…..」
👑「俺が心配するのわかってるでしょ」
その言葉に、ぼびーが少しだけ目を丸くする。
ニキは拭く手を止めずに続けた。
👑「夜だし、雨強いし、連絡きた時点で嫌な予感したんだから」
声が優しい。
優しいからこそ、余計に怒ってるのが分かる。
ぼびーは少ししゅんとした顔で呟く。
👾「…..会いたかってん、」
ニキの手が止まる。
ぼびーはタオルに包まれたまま、視線を逸らした。
👾「最近忙しそうやったし…..ちょっと顔みたくなった」
小さい声でそうぼびーが呟いた。ずるい。
ニキは数秒黙ったあと大きくため息をついた。
👑「….だからって濡れてくるなよ」
👾「うん……」
👑「かわいそうだから怒れないじゃん」
ぼびーがちょっとだけ笑う。
ニキはそんな顔を見るともう無理だった。
👑「ほら、服着替えて」
👾「ニキの?」
👑「他にないでしょ」
ぼびーが着替えに行ってる間に、ニキは温かい飲み物を準備する。
数分後。
ぶかぶかのニキのパーカーを着たぼびーが戻ってきた。
袖は余っていて、髪もまだ少し濡れている。
ニキの心臓が高鳴る。
👑「……ぼびー、」
👾「なに」
👑「それ反則」
👾「なんで」
👑「かわいすぎる」
ぼびーは少し照れたみたいに笑って、ソファへ座る。するとニキがすぐ隣に来て、毛布ごとぼびーを包み込んだ。
👑「まだ寒い?」
👾「ちょっと」
👑「こっちきて」
そう言って、ニキはぼびーを自分の方へ引き寄せる。ぼびーは抵抗せず、そのまま肩へもたれた。
👾「…….怒っとる、?」
👑「ちょっと怒ってる」
👾「ごめん、」
👑「でもそれ以上に心配した」
ニキはほびーの濡れかけの髪を優しく撫でる。
👑「次からはちゃんと傘さして」
👾「…..ん」
👑「無理なら電話して。迎えに行くから」
ぼびーさ少し目を見開いたあと小さく笑った。
👾「甘やかしすぎやろ」
👑「ぼびー限定」
その返事が嬉しくて、ぼびーはそっとニキの服を掴む。
👾「…..好き、」
👑「うん、俺も好き」
ニキはそう言って冷えたぼびーの手を自分の手で包み込んだ。
ニキに抱き寄せられて、ぼびーはようやく少し落ち着いた。外にいた時は寒かったのに、今は毛布とニキの体温でじんわり温かい。
👾「….あったか、」
👑「そりゃよかった」
ニキはぼびーの濡れかけの髪を、まだ丁寧に乾かしてくれている。その手つきが優しすぎて、ぼびーはなんだか余計に甘えたくなった。
👾「ニキ」
👑「ん?」
👾「まだ怒っとる?」
👑「ん〜…..半分くらい?」
👾「そんなある?」
👑「だって心配したもん」
ニキは少し眉を下げながら笑う。
👑「連絡見た時、ほんとに〝絶対傘ないじゃん〟って思ったし」
👾「….バレとったか」
👑「ぼびーそういうとこある」
ぼびーは気まずそうに視線を逸らした。
でもニキは怒鳴ったりしない。
ただ、優しく頭を撫でるだけ。
👑「次はちゃんと頼って」
👾「……ん」
👑「会いたいなら言って」
その言葉に、ぼびーの胸がぎゅっとなる。
最近忙しそうだったから、あんまり我儘言っちゃダメかなって思ってた。
でもニキは、ちゃんと〝言ってほしい〟って言ってくれる。
👾「…..ほんまに迎えに来てくれる?」
👑「当たり前じゃん」
即答。
ぼびーは少しだけ笑った。
👾「甘やかしすぎやって」
👑「だってぼびー俺に会いたくなっちゃって来たんでしょ?」
👾「….うるさい」
図星。
ぼびーは照れ隠しみたいにニキの肩へ額を押し付ける。するとニキが嬉しそうに笑った。
👑「かわい」
👾「今日それしか言うてへん」
👑「だってかわいいんだもん」
ニキはそう言いながら、ぼびーの頬へそっと触れる。少し冷たかったはだも、もうだいぶ温かくなっていた。
👑「寒くない?」
👾「もう平気」
👑「ほんと?」
👾「…..ちょっとだけ寒い」
するとニキは「おいで」って言いながら、さらにぼびーを引き寄せた。ぴったりくっつく。
ぼびーはそのままニキの胸元へ顔を埋めた。
心臓の音が聞こえる。安心する音。
👾「….落ち着く」
ぼそっと呟くと、ニキの手が優しく背中を撫でた。
👑「ぼびー今日頑張ったね」
👾「雨に負けただけやけど」
👑「会いに来たのは偉い」
👾「なんやそれ」
ぼびーは笑う。でも次の瞬間、ニキが急に静かになった。
👑「….ほんとに無理しないでよ、」
その声があまりにも優しくて、ぼびーはゆっくり顔をあげる。
ニキは少し困ったみたいな顔をしていた。
👑「ぼびーが風邪ひいたら嫌だから」
まっすぐ言われる。
ぼびー数秒黙ったあと、小さく笑った。
👾「….そんな心配する?」
👑「するに決まってる」
👾「ふふ」
👑「何笑ってんの」
👾「いや、愛されとるなぁって」
その瞬間、ニキが照れたみたいに目を逸らす。
👑「そりゃ愛してるし」
さらっと言ったニキにぼびーは固まった。
👾「….今のずる、」
👑「え?」
👾「急にそういうこと言うやん」
ニキは笑いながら、ぼびーの前髪を軽くかきあげる。
👑「ぼびーがかわいいから悪い」
👾「またそれ….」
でもぼびーは嬉しそうに笑って、そのままニキへもっとくっついた。もう外の雨の音も気にならないくらい安心しきった顔で。
そのまま二人でベットへと向かい、くっついたまま雨音を聞きながらゆっくり眠りについた。
朝。
カーテンの隙間から差し込む光でニキはゆっくりと目を覚ました。
隣を見ると、ぼびーはまだ眠っている。
昨日は雨の中ずぶ濡れできたせいか、いつもよりも眠りが深そうだった。
👑「….ぼびー」
小さく呼んでみる。
返事はない。
でもなんとなく違和感があった。顔がなんだか少し赤い。呼吸も熱っぽい気がする。
ニキは眉を寄せて、そっとぼびーのおでこへ手を当てた。
👑「…うわっ、あつっ、!」
思わず声が出る。ぼびーがうっすらと目を開ける。
👾「ん….、にき…、?」
声がかんっぜんに鼻声。
ニキはその瞬間に大きくため息をついた。
👑「だからいったじゃん….、!」
ぼびーはぼーっとした顔のままニキの服をちょっと掴む。
👾「..ごめん、」
👑「謝る前に熱はかる!ほら!」
ニキは急いで体温計を持ってくる。
ぼびーは布団にくるまったまま、眠そうにニキを見ていた。
数十秒後。
ぴぴっ。
👑「38.2、!?」
👾「…そんなある?」
👑「あるよ!」
ぼびーは「うわぁ…」って顔をして、また布団へ潜り込んだ。
完全に弱っている。
ニキは呆れたように髪をかきあげた。
👑「ほんと無理しすぎ」
👾「….だって、会いたかってんもん、」
熱でぼんやりしているからか、昨日よりさらに素直。ニキは一瞬言葉に詰まる。
👑「…..可愛いこと言ってもダメ。今はちゃんと反省して」
👾「はぁい….」
しょんぼり。
その顔があまりにも弱々しくて、ニキは結局優しく頭を撫でてしまう。
👑「とりあえず水野も」
👾「いらん….」
👑「だめ、脱水になるから」
ニキはぼびーをゆっくり起こしてら水を飲ませる。ぼびーは眠そうにしながらも、しっかりと飲んだ。でものみ終わったあとそのままニキへ寄りかかってきた。
👾「…..しんど、」
👑「そりゃ熱あるからね」
ニキはその身体を支えながらため息をついた。
👑「今日は一日ちゃんと看病するから、大人しくしてて」
👾「仕事は、?」
👑「今日は後回し」
👾「えぇ…..」
👑「ぼびー優先」
即答。ぼびーは少し目を丸くして、それからへにゃっと笑った。
👾「甘やかしすぎやろ、笑」
👑「風邪ひいた人には優しくすんの」
ニキはそういいながら、ぼびーをまた布団へと寝かせた。そのあと冷えピタを貼って、お粥の準備をして、薬も用意して。
完全に看病モード。
数十分後。
👑「はい、お粥」
👾「…..食欲ない」
👑「少しでいいから」
ぼびーはしぶしぶ起き上がる。
でもスプーンを持つ元気もあまりないらしく、ぼーっとしている。
ニキはそれをみて静かに笑った。
👑「たべさせよっか?笑」
ぼびーがゆっくり顔をあげる
👾「いいの、」
👑「今日は特別」
ニキがスプーンを口元へ持っていくと、ぼびーは大人しくお粥を食べた。
👾「おいし、」
👑「よかった」
👾「にき、やさしい」
熱でふにゃふにゃの声。
ニキはそんなぼびーをみて困ったように笑う。
👑「昨日あんな心配させた人のセリフじゃないよそれ笑」
👾「……ごめんなさい、」
👑「うん」
👾「でも、あえてよかった….、笑」
その一言で、ニキの怒りはまた吹き飛んだ。
ほんとうにずるい。
ニキはぼびーの前髪をそっと整える。
👑「….つぎからは普通にきて」
👾「ん、」
👑「雨の日は絶対連絡」
👾「んー…..」
👑「返事適当」
ろびーは少し笑って、そのままニキの手へ自分の手を重ねた。熱があるせいか、体温がいつもより高い。
👾「……にき、」
👑「なに?」
👾「そばおって」
弱った声。ニキは一瞬目を細めて、それから優しくぼびーの手を握り返した。
👑「いるよ」
👾「ずっと?」
👑「うん、ずっと」
ぼびーは安心したみたいに小さく笑った。そしてまた眠気がきたのかゆっくりと目を閉じた。ニキはその髪を優しく撫でながら、小さくため息をつく。
👑「ほんと手かかる….」
そういいながらも、その顔はめちゃくちゃ優しかった。
-数時間後-
一日中寝ていたおかげか、ぼびーの熱は夜には大分下がっていた。昼間は「しんど….」しか言っていなかったのに、今はソファに座ってテレビを見られるくらいには回復している。
ニキはキッチンからスポドリをもってきながら、その様子をちらっと見た。
👑「…..元気そうじゃん」
👾「まぁな」
声も朝より全然しっかりしてる。
ニキは思わずほっとした。
でも素直に安心したっていうのは悔しいのでとりあえず軽く睨む。
👑「誰のせいでそうなったと思ってんの」
👾「ごめんってぇ、」
ぼびーは反省しているのかいないのかわからない顔で笑う。でも今日はいつもよりも甘えたそうだった。ニキが隣へ座ると、自然に肩へとよさりかかってくる。
👑「おい」
👾「んー?」
👑「病人ムーブ使うな」
👾「まだちょっと病人やし」
👑「だいぶ元気でしょ」
そういいながらもニキは離さない。むしろ倒れないようにと腰へ手を回した。ぼびーはそのまま肩へ頭を乗せて、小さく笑う。
👾「….今日ずっと優しかったな」
👑「看病してたからね」
👾「お粥食べさせてくれたし」
👑「ぼびーが全然動かないからでしょ」
👾「撫でもしてくれた」
👑「熱ある人には甘くなるの」
ぼびーは楽しそうに笑った。その笑顔ちゃんと元気そうで、ニキはまた安心する。朝はほんとうにしんどそうだったから。
👑「でも元気なってよかった」
ぽろっと本音がでる。ぼびーは目を丸くしたあと、嬉しそうに笑った。
👾「心配しとった?笑」
👑「めちゃくちゃした」
即答。
👑「38度超え見た時びびったもん」
👾「そんな熱かった?」
👑「ぼびーずっとふにゃふにゃだったし」
するとぼびーは、急にニキの服をぎゅっと掴んだ。
👾「….でもお前おったから安心した、」
消えそうなくらいな小さな声。
ニキがぴたりと止まる。ぼびーは照れ隠しみたいに、また肩へ顔を埋めた。
👾「ずっとそばおってくれたやん」
👑「…当たり前でしょ」
ニキは優しくぼびーの頭を撫でる。もう熱はほとんどない。でもまだ少しだけ眠そう。
👑「無茶するからこうなるんだよ」
👾「反省してます〜」
👑「ほんと?」
👾「たぶん」
👑「たぶんじゃだめ」
ニキが呆れたみたいに笑う。でもその顔は完全に嬉しそうだった。元気になって、ちゃんと笑って、こうして隣にいる。それだけで十分。ぼびーはニキの肩へもたれたまま、ぽつりと呟く。
👾「…にき」
👑「ん?」
👾「今日ずっと俺の事甘やかしとったな」
👑「病人だから特別」
👾「じゃあまた風邪ひこかな」
👑「こら」
ニキが軽くほっぺを抓る。ぼびーは「いたい〜」って笑った。
その笑い声が戻ってきたことが嬉しくて、ニキは思わずぼびーを抱き寄せる。
👑「もう、ほんと心配したんだから」
👾「ごめんって」
👑「次はちゃんと頼って」
👾「…ん、」
ぼびーは素直に頷く。それから少しだけ顔を上げて、に気を見た。
👾「ありがとな」
真っ直ぐな声。ニキは少し照れたように笑う。
👑「どういたしまして」
するとぼびーは満足そうに目を細めてまたニキにくっついた。ニキもその体温を確かめるみたいに、優しく背中を撫で続けていた。
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いやあの、nksrすぎてrchsd作品なの忘れてた。 やっぱお前の書く甘々nksrは他からじゃ得れんもんあるんですよ、まるのnksrで論文執筆したいくらいには好き。 そんでsrさんいちいちあざといのしんどい、これ無自覚ってのがニキさん心中お察ししますよ。よく手を出さなかった。偉すぎる。 とりあえずはやくちょとしどを出してあげてくれます???
ぇ?うん?天才?あー、天才か(?) 神や!!!!最高や!!!! (すいません頭狂ったやつで)