コネシマ視点

kn :「ふぅ…」

小さなため息。

俺は立派な先輩になれるやろか…？

不安や…

不安だ………

また、逃げたくなる。

sho :「シッマ…行こ！」

kn :「っ…！……おう！」

シャオロンの手を握り

俺は進む。

なんでこんなことに…

俺はいちいちビビってんだ？

rbr :「おー、、今年の一年…背高いなぁ」

sho :「おーおー、嫉妬か？」

rbr :「ぶっ飛ばすぞ」

kn :「……ｷｮﾛｷｮﾛｯ」

rbr :「コネシマ？どうしたん？」

sho :「誰か探してんの〜？？」

kn :「ん…？いやぁ……今朝あった後輩のショッピくん…遅刻かもやから大丈夫かなーって」

rbr :「お〜w初日から遅刻してたらやばいな」

sho :「大先生でも来てたもんなw」

kn :「ｷｮﾛｷｮﾛｯ」

居ないなぁ……

サボりか？

しそうやな…あの性格やったら、

無事に入学式は終わり

俺は足早に会場を出た

kn :「！ショッピくん！！」

会場を出た瞬間

ショッピくんと鉢合わせになった

shp :「…ゲッ！」

kn :「ゲッとはなんだ！」

shp :「あぁ…すんません、、。」

kn :「？どうしたん？もう入学式終わっちゃったで？」

shp :「あ〜、、やっぱ？…」

kn :「なんかあったん？」

shp :「いやぁ…………寝てました、、」

kn :「はっはっはっww寝てたんか？お前？w」

shp :「ぅ”るさっ……」

やっぱり

素直なんやな…

後輩って、、

おもろい…おもろすぎるw

こんなに笑ったの、、

kn :「いつぶりやろか……」

shp :「？何がっすか？」

kn :「いやwなんにも、、やっぱり気に入った！

ショッピ！俺はお前を気に入ったぞ！」

shp :「あぁ、、どうも。」

rbr :「コネシマ〜！！」

kn :「呼ばれとるわ！じゃあな！ショッピ」

shp :「はぃ……コネシマさんね、、ﾎﾞｿｯ」

俺はショッピと別れて

あの二人のところへ行く

早く追いつかないと…

置いていかれる前に………。

kn :「待って…置いてかんといて……ﾎﾞｿｯ」

声が震える。

俺らしくないことを喋る

ｷﾞｭｯ

sho :「なーに言うとんねん！置いていかへんよ？シッマ！」

kn :「！！聞こえてたんかぁ…w」

人の温もり…

暖かくて落ち着く。

なんか

懐かしいなぁ……

kn :「へへっ…笑」

rbr :「！……

お前そんな顔で笑うんだなぁ…ﾎﾞｿｯ」

kn :「……ん？ロボロなんか言うた？」

rbr :「ううん。何にも」

kn :「そういや、大先生と喧嘩したままや」

sho :「ぁ〜、、仲直りしなな。」

rbr :「ん〜、、まぁでも相手が悪いかもやし無理に仲直りせんでもいいと思u(( 」

sho :「ぁ”〜！、ホンマお前も心ないわぁ」

rbr :「何でやねん！コネシマよりマシや！」

kn :「おいおい、ロボロ俺を巻き込むなよ」

sho :「wwwじゃ、行くかあ…」

sho :「………

シッマぁ？手…離してくれへん？…w」

kn :「ぇ…、、あ！あぁ！すまんすまん！」

ずっと繋いでいたかった…

怖いんだ

また

あの優しさを

失うんじゃないか、、って…

sho :「大丈夫やって！笑。置いていくつもりなんかないから！」

kn :「！」

ありがとう…

その一言が素直に出ない

喉に詰まって

声が出ない。

ただ

すごく嬉しかった…

体の体温がどんどん上がっていくのが分かった

俺は二人が大好きだから

失いたくないから

rbr :「コネシマ…？平気か、、？」

kn :「ぇ…？うん！平気や！」

笑え、、

笑うんだよ……

俺が笑えばみんなが笑う

まるで

安心したかのように、、

kn :「大先生に、、謝りに行こ」

喧嘩の原因は些細なことで

別にどちらが悪いとかそう言う話じゃない。

でも

俺は大先生と仲良くしたいから

俺の

“相棒”やから

sho :「俺も行きたい！って言いたいとこやねんけど…部活のあって、、」

rbr :「俺も…ごめっ」

kn :「ええねん！俺と大先生の仲にある問題やから！」

sho :「そ、、か。…頑張れ！！」

rbr :「ん。」

いつも

背中を押してくれる

やっぱり好きだなぁ…

二人のこと、、。

いや、、

みんなのこと……

大先生も他のみんなも

もう

失いたくない………

だから

俺は今日も

笑うんだ……

kn :「大先生！ごめん！俺…ﾍﾗｯ」

ut :「お前…何笑っとんねん」

kn :「…！、、ぇ」

ut :「もう当分お前の顔見たくないわ。」

kn :「ぇ！ちょまっﾍﾗｯ」

ut :「だから笑うなって！！俺が、、俺が

“傷つく”だけやから……

頭冷やしてくる、、。」

kn :「……大先生…………」

どう言うことやろ…？

意味わからん

伝わるように言ってほしいなぁ……

あーあ、、

kn :「また……

いじめられるんかなぁ…笑」

気づいてた…

ドアの隙間から

「アイツら」が

俺のことを見ていたことを……

kn :「もうどうでもええわ笑」

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