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ー始まりの朝ー
魔白「うわぁぁあっっ!!」
目を開けた瞬間、私は思わず声を上げた。
魔白「ひ、広い…!!」
昨日からここが私の家になった。
分かってはいるけど、やっぱり広い
ベッドから降りて窓まで小走りする。
魔白「庭も広ーい!!迷子になっちゃうよ!」
コンコンッとノックが聞こえた
サリバン「魔白ちゃーん!おっはよー!!」
魔白「サリ…おじいちゃん!おはよう!」
扉が開く。
私はおじいちゃんに笑顔を向けた。
魔白「おじいちゃん!このお家ほんとに家?お城の間違えなんじゃ…!?」
サリバン「家に決まってるよ〜ん笑」
魔白「えぇ、絶対うそー笑」
楽しそうに笑うおじいちゃんは、突然小さな箱を取り出した。
サリバン「これを渡しておこう」
魔白「なに?これ」
箱が開く。
そこには蒼い石の指輪があった
魔白「えっ!可愛い!!」
私は目が輝いた
サリバン「これは、境守の指輪だよ。君の魔力を安定させる奴だよ」
魔白「魔力を…安定…」
私は慎重に指輪を手に取った
魔白「…これ、壊したら怒るよね?」
サリバン「…大丈夫。その時はまた作るよ」
魔白「ほんと?ありがとう!」
私はホッとして、左手にはめた
その瞬間、指輪がふわっと光った。
魔白「光った…?今、光ったよね!?」
指をブンブン振った
サリバン「魔白ちゃん、落ち着いて笑」
魔白「あ、ごめん笑」
でも、ちょっと嬉しそう
その時。
バンッと扉が開く
入間「おじいちゃん、おはよ______ってあ。」
目が合う
魔白は一瞬固まって、すぐに笑う。
魔白「は、はじめまして!魔白といいます!」
入間「あ、鈴木入間です!」
魔白「昨日聞きました!笑」
入間「そ、そっか!」
魔白はじーっと入間を見る。
入間「え、な、なに?」
魔白「思ってたより普通だった!」
入間「え!?」
魔白「なんかもっとこう……悪魔!って感じかと…笑」
入間「え!そ、そうかな??笑」
魔白「あ、ごめんごめん!悪い意味じゃない!」
おじいちゃんは楽しそうに笑っている。
サリバン「今日から一緒に学校だよーん!❁⃘*.゚」
魔白「悪魔学校!?制服あるんだ!?」
入間「あるよ!」
魔白「やった!毎日服考えなくていい!」
入間「そこ!?」
――
屋敷を出て並んで歩く。
魔白はきょろきょろ。
魔白「ねえ入間くん、あの建物どうやって建てたと思う?」
入間「え!?」
魔白「重力魔法かな」
普通に分析する。
そこへ。
アリス「入間様!」
クララ「いるまちー!」
魔白「え…?」
びくっとするけどすぐ笑う。
魔白「こんにちは!」
クララが顔を近づける。
クララ「かわいい!」
魔白「ほんと?ありがと!」
素直。
アリスは少し警戒気味。
アリス「入間様、この方は?」
入間「あ、一緒に住むことになった魔白だよ!」
魔白「おじいちゃんの家にいるの」
クララ「おじいちゃん!?」
魔白「あ…サリバンさん?のこと!」
アリス、硬直。
魔白「え、な、なに??」
入間「いや…あの、魔白…おじいちゃんはバビルスの理事長なんだ笑」
魔白「えぇ!?そ、そそそそうなの?!」
その途端、クララが腕を絡める。
クララ「ましろち友達ね!」
魔白「え…?」
クララ「…だめ?」
魔白「だめじゃない!」
にこっと笑う。
アリスは少し間を置いて、
アリス「……よろしくお願いします」
魔白「うん、よろしく!」
明るく返す。
入間はその様子を見て、少しほっとした顔をした。
こうして、魔白のにぎやかな毎日が始まった。
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