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見るの遅れちゃったけど今回も神です!!!続きをゆったり待ってます!!!ꕤ︎︎·͜·
建物の上に登ると、壊れ果てたミアレの街と異様なプリズムタワーが目に映る
よく見るとプリズムタワーに生えている花はゆっくり動いている
『はぁッ、はぁっ……』
「姉さん大丈夫…?」
『アザミ早いよ〜…!』
「姉さんそんな体力なかったっけ」
『なんかずっと、力が弱い感じはするのよね…まぁ、それは置いといてプリズムタワーの花、相変わらず不気味ね』
アザミの横に立ち、息を整えながらプリズムタワーを見る
するとシオンのスマホに着信が入る
『あ、カラスバさんだ!』
〖やっと繋がったわ!シオン!!大丈夫か!?〗
『大丈夫です、それにアザミも!カラスバさん達は大丈夫ですか…?』
〖アザミも居るんか、なら良かったわ。オレらも大丈夫や〗
カラスバの声を聞いて安心するシオン
それからカラスバからプリズムタワーについて教えてもらう
カラスバも詳しい事は分からないらしいが、何せローズ地区にいるジガルデとセイカを会わすために動いている様子
〖とにかく、プリズムタワー周辺はタワーから放たれた光で暴走メガシンカしとるポケモンが多いさかい。はよ遠くに離れとき!〗
『なるほど…』
「(これ姉さん何も聞いてない気が…)」
〖アザミ!シオンの事頼んだで!!用が済んだらすぐそっち向かうさかい!〗
「わかりました」
そうは言うが、シオンは少しなにか考えた後『うん、分かった!』と明るい返事をする
そんなシオンに嫌な予感がするアザミ
〖シオン、安全なとこおるんやで〗
『カラスバさんも気をつけてね』
〖帰ったら、沢山甘やかしてや〗
『えへへっ、うんっ!』
そう言って、通話が切れる
そして通話が切れるなり、シオンはアザミの手を握る
『よし、暴走メガシンカしてるポケモン助けるよアザミ!』
「はぁ……だと思った…姉さん、カラスバに怒られても知らないよ」
『ちゅーしたら、機嫌直してくれるよ〜!』
そう言うなり、屋根の上から暴走メガシンカしているポケモンを探すシオン
そんなシオンの横で「(カラスバはキスぐらいでは許さないと思うけど…)」と思いながらシオンへ後ろを着いて歩いた
『リザードン!だいもんじ!!』
「フシギバナ、ソーラービーム!」
二人で建物の上にいる、暴走メガシンカしているポケモンを倒す
しかしやはり、暴走メガシンカしているだけもありかなり強い
『こんなのを相手してたMZ団はホントすごいね』
「まだ未成年なのに、ほんと凄い子達…ん、あれセイカさんじゃない?」
『あ、ほんとだ…って、なんかまずそう…!行こうアザミ!』
少し遠くの方でセイカが走っているのが見える
よく見るとメガカイリューとメガバンギラス、そしてメガルチャブルに道を塞がれている
流石のセイカいえど、ポケモンの中でも屈指の火力を持つ三体を相手するのはしんどいだろう
「セイカさん…!」
『はぁっ、はっ…せ、セイカっ…』
「シオン!?それにアザミさんまで…!」
アザミとシオンを見て驚くセイカ
「この多さは一人で裁ききれないでしょう。手伝いますよ」
『はぁ…はぁっ…ま、任せて!』
「シ、シオン大丈夫…?」
『ごめんね、ちょっと一気に走りすぎちゃった』
ケラケラ笑いながら、ゆっくり深呼吸をした後ダークボールを手に持つ
『とりあえず、今は急がないと!』
「そうね」
「うんっ、ありがとうシオン!アザミさん!!」
そう言ってそれぞれボールを手に持ち、ポケモンを出す
『リザードン、何度もありがとうね。メガシンカ!』
「帰ったら沢山ご飯あげるから…お願いね、フシギバナ。メガシンカ!」
「2人に負けてらんないね、オーダイル!メガシンカッ!!」
3人のキーストーンが光、それぞれが輝きメガシンカしていく
こんなにもメガシンカしたポケモンが集まってバトルする事なんてないからか、かなり派手に見える
「2人とも!屋根から落ちないよう気をつけて!」
「分かりました! 」
『りょうか──わっ!?リザードン、避けて!!』
リザードンがシオンの声を聞き、素早く攻撃を避ける
いわが4倍弱点であるリザードンからすれば、バンギラスは避けて通りたい
「!姉さん、メガバンギラスは任せて」
『ごめん、ありがとうアザミ!』
「凄い連携……」
『双子だからね〜!』
そう言って笑うシオンに釣られセイカも笑う
「よしっ、オーダイル!アクアブレイク!!」
『(流石セイカ…動きに全くブレがない)』
それに身のこなしも良く、本当にただの観光客なのか見まごう
そんな、セイカを横目に見つつシオンはリザードンへ新たに指示を出した
「2人ともすっっごく強くて頼もしかった!ありがとう!!」
「いえ、セイカさんのお陰ですよ」
『うんうん、流石はミアレの星!』
「も〜、星なんかやめてよ〜!」
暴走メガシンカポケモンを倒した後、3人で笑い合いグータッチをする
「セイカさん、また何かあればお呼び下さい」
『ミアレの事、頼んだよセイカ!』
「うんっ、ありがとうシオン!アザミさん!」
そうして笑った後、セイカが道へ進む前に何かを思い出したように立ち止まりシオンの方へ戻る
「そういえばさっきカラスバさんに会ったんだけど〜…これ!」
『ん?…えっ!?なにこれ!?あははっ!』
「何?──ぷはっ!どういう状況ですかこれ…!」
セイカから見せられた物は、〖落ちたら承知せぇへんで〗と額に青筋を立てたカラスバが建物から清々しい笑顔で下へ落ちていくシュールな動画
こんな火急の時に何を撮ってるんだか…と思うが、そんな面白い動画を見れて腹を抱えて笑う3人
「また会った時詳しく話すね!」
『教えて教えて!!』
「うんっ!それじゃ!!」
それだけ言ってセイカはまた走ってローズ地区へ向かっていった
「あの子、ほんと肝が据わってるね」
『絶対普通の子じゃないでしょ〜!でも面白かったあの動画〜!』
「まぁ、確かにね。ふふっ、あの人って結構そういうとこあるよね」
『ね〜、ってそんな話してたら、お客さんが来たみたい』
横を振り向くと、メガゲッコウガとメガマフォクシーが此方を睨んでいる
「姉さん、相性悪いけど大丈夫?」
『え〜?それはアザミもでしょ?』
そう言って笑い、2人してまた違うボールを手に取る
『メガゲッコウガを任せたよ!デンリュウ!』
「じゃあ私はメガマフォクシーか。行くよ、サメハダー!」