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本当に久しぶりになってすみません。
プリ小説でフォロワー増やすの楽しくてぐへへしてたらこんなことに…
最終回とか言っといてめちゃ続いてます。
今回はめめこじの幸せな話で、
次はいわふかが拗らせてるのか(病み)
らうさくが最高にイチャイチャしてるかですね。
目黒side
そろそろ康二に手を出したい。
過去の一件があったのはわかっている。それでも康二としたい!!
問題は…
「康二、キスして良い?」
「ふ、あ…き、す?…俺と?!蓮が?!」
うん、なんか恋人の雰囲気?がないよねー
「うん、康ニ…」
頭の後ろに手を添わせてゆっくりこちらに寄せて行く。
ワイングラスを傾けるように、唇と…
「うあ、いや…や…グスッ」
「…ごめん」
未だにトラウマが残ってて性行為を意識すると怯えてしまう。
怯えるだけなら唆るんだけど、流石に泣かれちゃあ俺も萎えるし気まずい。
時間をかけてゆっくり進めて行くしかないな…
そう決意を固め、
セックスなしのポリネシアンセックス風計画始動となった。
1日目
「康二、好きだよ」
家事をしている康二に言ってみる
「ふえ?!なんなんもう…お、俺も、やで?」
突っ込む時は自言満々な癖にいざデレるとなるとビビってそっぽ向くんだよなぁ…
はぁ、かーわい♡
この感じがたまんないよね…加虐信煽られるっつーか
「康二、手、触りたいな?」
「え、手…触る….ええ」
ちょっと緊張気味。この前のキスがよくなかったのかな、戒心上がっちゃった気がする。
まあ今更過去は変えられないので、康ニを手招きで呼ぶ。
すると、食器を置いてとてとて来れば俺の座っているソファーの隣に座ってくる。
ん、
手を前に出すと、まるで「お手」みたいに手を乗せてくる
「手冷たいね、食器洗い大変だったでしょ…やってくれてありがとう」
「ええねん、俺がしたくてやってるんやから….」
ふわふわしたムードで康二の手をすりすり触った。
こんなことをこの日は5回くらいした。
最後の方は「なんや蓮!手ゾンビ!」と訳のわからないことを言っていた。
2日目
「康二ぃ、頭撫でたい。こっち来て」
「はぁ?今日は頭かいなw」
ゾンビは触りたがりさんやなぁ、なんて言いながら大人しく撫でられている康二はまさに犬だった。
もふもふしたセットしていない前髪がキャラメルみたいな甘い目を薄く隠す。
つくづく良い顔してるよな、なんて
「ん、また呼ぶ」
「なんやそれっw」
ついでに髪もとかしていると、ほんとに毛繕いしている気分になってきた
3日目
そろそろ本格的に進めていこう…
「康二、ハグしたい」
「…いやや」
即決か。まあそう上手くいくもんじゃないかぁ
うーん、俺がしてます!恋人です!感が強ければ良いのかな?
どうしたらあいつじゃないよって示せて、脳の錯覚を抑えられるのかな…うーん
こう言う難しい時は阿部ちゃんだよねー!
「ごめん、ちょっと電話してくる」
「っあ、蓮…」
ってことで康二のことが好きだった阿部先生に聞いていこう!
(誘拐された際のメンバーの裏事情をプリ小説のみで掲載しています。)
ユーザーネーム▶︎ほんさんです。@sk、ru担
【で?何惚気?俺今彼女といんだけど】
「あれ、康二はもういいんだ」
【はあ…何?喧嘩なら買うけど。告られたから付き合ってるだけだよ♡お前から康二奪っても良いんだぞ?】
「怖いって阿部ちゃん♡」
【で何?切りたいんだけどこの電話】
「あ、の錯覚を麻させたいんだけど」
【錯覚、ね。おそらく錯覚というより洗脳に近いと思う。
それを逆に利用できそうだけど…あの部屋見て気づいたことない?】
「…どうゆうこと?俺何もわかんないんだけ」
【んーーーーーーー切ろうかな(^^)】
「ごめんごめんごめんごめんごめん」
【部屋にあったあの鏡の量…常に現状を知らしめるみたいにあった。
康二にとって鏡で見える世界の方が信じ込みやすくなってんじゃない?】
「はぁ…つ、つまり?」
【鏡なら客観的に康二も見れるから良いんじゃない?って話をしてんだよ!!!】
「解決策も出して来れてたの?!ありがとう!!」
ブツッ
ツーツーツー
「あれ、切れたw」
まあ、俺が全面的に悪いよね笑
「康ニー!…あれ?康二?」
「れ、ん…誰と話してたん?」
部屋の端っこでスマホを持ってうずくまっている康二がいた。
何それ可愛い
「阿部ちゃんだよ」
「ほんま?俺…まだ一緒におってええの?」
「うん、一緒じゃなきゃ困る」
ゆらゆらと俺の方へ向かってきて手を繋いでくる。
えっ康ニからって初めてなんだけど…ッ?!
「ッ、康二…ハグ、したいです」
「怖い…ねん」
「鏡!鏡があったらどうかな?!どこから見ても俺だってわかる…かなって」
我ながら必死すぎてちょっと笑える
「…つ、俺もハグ、したい。」
「ッシャ…!」
ウォークインクローゼットの中にある大鏡の前でハグをすることになった。
俺が手を広げて待ち、そこに康ニが入りこむ作戦だ。
「康二、おいで」
なるだけ優しい声で康二に語りかけるように言った
すると、大きく深呼吸をして康ニがおずおずと近づいてくる。
あとちょっと…!
「..ん!」
俺の胸の辺りでぽすっと収まった
「ッ…!」
あ…
俺今康二のこと抱いてる…?
かわいい、いい匂い、小さい、あったかい…!
「ツスーーーーーー(吸)」
「う、わ…れん?ほんまに蓮?」
「うん、蓮だよ。めっちゃ運」
「俺….蓮とはぐ出来たあ…」
康二の頭がある俺の肩あたりが涙で湿っている。
うわ、泣き顔めっちゃ見たい…でもそんなこと言ったら嫌われるよなぁ
「康二、一旦離していい?」
「ん…」
体を少し離すと康二の体は少し震えていた。
今すぐにもう一度抱きしめたいけど…とりあえず康二の泣き顔をチェックする
「れ、ん?…ぐすっ」
「やば…」
自分の中での我慢の糸が千切れ康二の頬を掴み無理やり唇にキスをする。
恐怖で抵抗ができないのか、康二の力がどんどん抜けてって膝から崩れ落ちていく康二に覆い被さるようにして、何度も口内を弄った。
「れ、っは、ぁ♡んぅう…やめ…ッ」
「ッはあ…康二…康二…」
口から発する卑猥な水音と俺の鼻にも触れる康二の涙が俺の本能を一層駆り立てる。
口からは唾液が溢れていて、逃げようとする康二の体を逃がさないように両側を壁に腕を立てて塞ぐ。
恐怖で怯えていると気づいていたが、一応隣に鏡があるし…なんて内心思いながらキスをし続けた。
「れん…ゃめ、ッぅあ♡」
「嫌いや。出てって」
「康二ごめん…可愛すぎて」
まだ怖いのかウォークインクローゼットの鏡の前で正座をさせられている。
康ニは5メートル先、リビングの隅だ
「信じられへん、俺めっちゃ怖がっとったよなぁ?」
「可愛いかったよ♡」
「…イカれてんとちゃ、、ぅッ!…」
思い出したのだろうか、そう。
俺は付き合う時しっかり言ってるのだ!
「意気消沈してる康ニが可愛かったから!」と、
笑顔で!!それでも一緒にいたいって言ったのは康二だよ?
「ぁ」
途端に康二はボロッと泣き始めた
「康二?!大丈夫?!」
不安になって康二のところまで駆け、ついハグをしてしまう
「う、うあ…俺が、また拒絶したら」
「え?」
「蓮は俺と一緒に居てくれないんやろ?」
「…いや?拒絶する康二かわいいもん、一緒にいるよ」
すると豆鉄砲喰らった鳩みたいな顔して、近くにあったスリッパで思いっきり叩かれた。
「めめのばかあ!暫くお触り禁止や!フンツ」
「康二〜♡」
番になれるまではまだまだ遠いけど…一歩進展、でいいのかな?