⚠類司(参将)ストーリーです
モブでてきます
地雷さんはばいばい、、、m(_ _)m
参将で似たような展開多いかもしれないけど、パクってません!自分なりに表現してます(´-﹏-`;)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
司said
「、、、、失礼します」
低くてどこか苛立ってるような声がドアの向こうから聞こえてくる。
いいぞと言うと少し乱暴にドアを扱う彼の姿が見えた。普段もこんな感じでツンツンしたオーラをまとっている参謀だが、
今日はいつにもまして不機嫌な気がするな、、
「参謀、どうしたんだ。」
「っぁあもう」
呆れが混じった声が聞こえたと思えば、顔を掴まれ上を強制的に向かされた。参謀は珍しく俺の目をしっかりと見て睨んでいる。
そして、
「どうした、じゃないですよ!!執務室からここ3日間出てないで!」
3日間、、ああそうか。
「ぉ、、ぁ、」
「っ、情けない声出して!ていうか大体、あなたはいつもこうじゃないですか!私や他にも部下がいるのに自分で自分で
って、、どっちにしろあなたはどうせ後日体調崩しますよね?仕事は私に回ってくるんですよ?なら最初から分担しっかり考えてみたらどうですか?こっちが心配しようと思えば強がりばかりタラタラと言って!いい加減にしてくださいよ!!」
「っ、」
すごい勢いで叱られた。参謀がここまで焦ってるように、まくし立てて叱るのは見たことないな。いつも文句は言ってくるが、、
「理解できてます?」
黙り込んだ俺にイライラしながら聞いてくる。こころなしか、さっきから頬あたりを掴んでいる手の力が強くなっているような。
「嗚呼」
短く答えたら、それも不満だったらしくまたブツブツ言っている。
、、、、、だがなぁ、、、俺だってプライドはある。さっきの言葉の数々、少し不快に思う点があった。それに仕事こなして何が悪い。
俺が業績を上げれば間接的にお前の株も少し上がるしいいじゃないか?それに自分で言うのも何だが将校の立場だって大変なん
だぞ。最近は特に忙しかったし仕事だって溜ってたんだ。ふん、、、ああなぜこんなにしつこいんだ。
そんなことを思っていたら俺もだんだんと苛立ってきた。
「参謀。あんまり好き勝手言うなよ、、、?不快だ。手もどけろ。」
ぐいっ、と引き剥がして乱暴に振りほどく。
「忙しいんだ。知っているだろう。少しは察しろ。」
「はぁっ?!こっちはこうも心配してるん、、」
「そうは見えない。」「はぁ。少し頭を冷やしてくる」
「ぇあどこ行くんですかっ」ちょっと将校殿っ___
そんな声を後ろで聞きながらバンッと扉も閉めた。
、、、、、部屋を出た、のだが、、出た瞬間にあの場では思いもしなかったことがまるで自分に向かって投げられる小石のように
ボロボロと心を埋め尽くしていき足が重くて重くて動けない。
(随分とひどい態度をした、、手も少々乱暴に振り払ってしまったし。、、、参謀はいくら言葉は辛辣だったとはいえ心配していたんだ。なにが好き勝手言うな、だ。勝手なのは俺の方じゃないか。変な解釈をして逆ギレして、、恥ずかしいことを、、、)
しばらく固まっていると
ガタッ、トットット、、
物音がして、それに続いてこちらに向かって来ているような足音が聞こえた。
(さ、参謀、、!どうしよう、と、とりあえずあの物陰に隠れるか)
重い足をぐっと動かして小走りで物陰へ足を進めた。
「これd(( むぐっ、 んぁ?」
物陰に飛び込んだ瞬間誰かに丁度ぶつかってしまったみたいだ。誰かと思い顔を上げる。
「しょ、将校様、、!?す、すみませんっ」
そう言ってガバッと頭を下げたのはそこそこ前からここにいる部下の一人だった。確か、参謀と随分と打ち解け合っていた気がするな。その情報が頭に浮かんだ瞬間、なぜか心に溜まっていた石が一つ取れたような感覚になった。
(こいつに話を聞いてもらおう。参謀と言い争いになって、更には3日仕事に追われていて、、少しばかり疲れたしな。
ちょうど参謀と相性の良さそうなやつだし)
コミュニケーション取ることはリフレッシュにもなると、本で見た覚えがある。それに参謀の相談もしてしまおう。
参謀のことをうまく聞き出したり、あわよくば俺と参謀の今の状況の打開策を考えることもできるかもしれんしな!
「将校様、申し訳ありませんでした、、」
「いや、こちらもよそ見してたものでな。」
「いえいえ、、、では私はこれで、、」
「あ!っちょ、ちょっとまってくれ!」
「!?」「は、はいっ!何でしょうか??」
「相談がしたいんだ。すこしあそここにでも行って話を聞いてくれないか?」
「もちろん、、!私で良ければぜひお聞きします」
「ふ、ありがとな」
緊張が見える彼に微笑んで見せた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
類said
『不快だ。』『少しは察しろ。』
(まったく何なんだあの人は。こっちの気も知らずに、、)
無意識に先ほど振り払われた手をもう片方の手できつく握りしめた。
僕もかなりキツくものを言ってしまった自覚はある。でも。でも。3日。ずっと閉じこもってて、顔もあまり見れない日が続いて。時々ため息も聞こえてきて。呼んでも、なにか言っても空返事しか返ってこなくて。心配だったのに。
彼の前ではあたかも僕が損するから〜的なこと言ってそんな素振りは見せなかったが。ずっと心配だった。
、、、、彼は優しい人なんだ。こんな僕ですら、僕が望んでいなかったとしても、救けてくれたんだ。だから無理することなんて
日常茶飯事にのように、、、未だに素直になれない僕は相変わらず彼にツンツンとした態度を取り続けているが。内心では、、
ちゃ、ちゃんと感謝してるし、、、、
、、、、、、、、っ!
ああ、彼のことを思い出していると余計に今の出来事が心のなかで浮き彫りになっていくようだ。なんだか目頭が熱くなる
感覚に襲われてとっさに立ち上がった。万が一彼が戻ってきたら。泣いてるなんて、、言い争いでいい大人が泣いてるなんて
情けない姿を見せられない。しかも喧嘩中の相手に。
(あああ、もう自室に戻ろう、、、)
そう思って部屋を出た。
「〜〜〜〜、、、これで、、」
誰かいるのか?スルーして部屋に戻るために方向転換をしようとした時。
「相談がしたいんだ。すこしあそこに行って、、、、」
!?!?つ、つかさくん。確かに彼の声だった。相談?二人で何処かにいこうとしてる、、
え?え、、え。相談なんて、、
『ふふ、なんだかんだ言って、こう相談できるのはお前だけかもな、皮肉にも』
ねぇ、、、ねぇ!!!前そう言ってたじゃないか、、、!あれは嘘だったのかい、、?僕はその言葉をきっかけに少しずつ、
つかさくんを信じられるようになって言ったというのに、、、つかさくん、、
どろっぼたぼた
黒い感情が心を拒んでいく。涙が溢れそうになるのを必死にこらえる。きっと今僕は、ひどい顔をしているだろう。誰にも見られたくない一心で走って自室に戻った。
第2話へつづく
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スクロールお疲れ様でした!かなり長めに書いてしまいました(*ノω・*)テヘ
少し、、というか結構不穏な感じになりましたねぇ(どちゃくそ他人事w)
まあ私はハピエンが好きなので!!そこんとこ心配はしないでくださいな☆
ていうか参謀と将校はいつものラブラブいちゃいちゃ類司感(?)があんまり無い派生ですよね、、
喧嘩っぷるになるもまたよきよきよきよきききき(ついに壊れたぜこいつ、、)
すみません夜なのですごくテンションが狂ってます見苦しいですねはい(._.)
あ、あと!コメントくれたらぬっしーしーが喜びます
NEXT▶▷▶ ♡50(強欲ですみません、、、)
閲覧ありがとうございました!!
コメント
1件
参将だ〜!!!大好きなんですよ〜〜!! 参将は自分たちのプライドが高すぎて中々素直になれなくて、もどかしいのが大好きなんですけど、ドンピシャですね… めちゃめちゃ好きです!ありがとうございます!