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桟橋__
〈太宰、聞こえる?ここからで合ってるの?〉
〈あぁ、間違いないよ。〉
〈そう。あ、今から連絡途絶えるから。何かあったら乱歩さんによろしく。〉
〈…気を付けてね。〉
〈分かってる。〉
プツッ
『よし、行くよ。』
「「分か/りました!」」
「「 った/ 」」
『異能力:月を描く月:重力操作、外套
ほっ。』
「異能力:細雪」
水中に居る私たちの姿が消える
「何処でしょうか…?」
『確か…此処を300m東に行った辺りだった筈…月下獣』
「月下獣?」
『虎眼が視力が良いからね。…!見つけた!』
「本当…?」
『うん、間違いないよ。私が居た頃と変わってる様子はないね。』
私たちは水を漕ぎ、大きな水中拠点に侵入した
『此処からは普通に酸素があるから、異能力解除するね。』
「ふぅ。夜叉白雪。私たちを守って。」
『…!ヤバい!人間失格!』
「紗雪さん?如何し…」
『シッ!喋らないで。此処には異能で作られた”異能感知機”があるの。』
「如何進むの…?」
『此処は…強行突破よ!月下夜叉!』
夜叉が文字通り、目にもとまらぬ速さで敵を切り倒していく
守り人は何が起こったか分からずに倒れていく
「紗雪…殺しは…」
『安心して。みね打ちだから。…でも、結構痛いけどね。』
「ッ!あそこに一人、逃げた人が!」
上官に伝えないと!__
『…重力操作。』
「なッ!体が重く…!」
『さて、君。敦君…虎の少年を幽閉している部屋を知っているかな?』
「そ、そんな事教える訳がッ!」
『勘違いしないで。貴方には生か死か、選ばせてあげてるのよ。私の指先一つで貴方は死ぬ。さぁ、如何する?』
「ッ…右の…右の扉を出て、突き当りの部屋の階段を下りた先の右から7番目の部屋よ。
こ、これで見逃してくれるのでしょッ!」
『そうね。月下夜叉。』
「なッ!((バタッ」
女は驚きを感じる暇もなく倒れた
『よし。地下室ね。』
「はい。異能力:細雪。」
「夜叉白雪。」