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『私を見て』
※本作品はノンフィクション作品です
一部虐待や暴言暴力等の表現がございます、見るのが辛い方はそっと閉じてください。
では、物語の中へいってらっしゃいませ、、
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八木side
まさか、雅から一緒に暮らそうって言われるとは思わなかった
俺から言おうって思ってたことを先越されちゃったなw
まぁでも、いずれにせよ一緒に暮らしたいのは変わらないし、今日夜帰ってきたら話するか
八木
「お父さん、お母さんちょっと話あるんだけど」
八木パパ
「2人で来るなんて珍しいな、なんだ?」
雅
「実は、、高校のことで相談がありまして」
八木ママ
「お金の心配ならしなくていいのよ?」
八木
「いや2人でさ、雅の夢のこととか色々支えたくって上京しようかなって」
八木パパ
「上京か、お前ら2人でってことだよな? 」
八木ママ
「けれど一郎は高校どうするの?」
八木
「みんなと離れちゃうけど、東京の入れる高校入ろうかなって」
八木パパ
「お父さんはいいと思うけどな、大変だぞ?」
雅
「もちろん、!それは分かってます!家事は全て私がしますし、バイトもやろうかと思っています」
八木
「俺も高校が大丈夫ならバイトしようと思ってる」
八木ママ
「まぁ、お母さんもいいわよ?何も心配しないで、一郎の成績ならどこでもいけるわよ」
八木パパ
「雅ちゃんの夢って声優だったか?」
雅
「そうです!高校通いながら声優の事学べるところ見つけて、少し学費はかかるんですが、バイトしながら返しますので、、」
八木ママ
「もうっ!雅ちゃんそれは心配しなくていいって言ったでしょ?返さなくていいし」
八木パパ
「そろそろ面談の時期にも差し掛かってきてるしな、その事先生たちにも相談しよう」
八木と雅
「ありがとう」
「ありがとうございます!」
そうして、なんとか2人の了承を得られた俺たちは部屋で俺の高校を探していた
雅
「ここは?あんまり校則も厳しくなさそうだし、制服も良さそうだよ?」
八木
「けど、ここは女の子率高めだからな」
雅
「なっ!浮気はダメだよッ!」
八木
「しないよw毎日お迎え来てくれるんでしょ?」
雅
「そりゃね、あなたに変な虫がつかないようにねw」
八木
「はぁ、、ほんとかわいい」
そういった俺は雅に軽く口付けをした
それを嬉しそうに雅も俺に返してくれた
雅
「色々高校あって大変だねぇ〜、けど一郎なら学力は申し分ないし、入れそうだね 」
八木
「んー、そうだね、高校行ってる時間は雅と一緒にいられないけどスマホ持ってるし、毎日電話しよ」
雅
「大丈夫、そのつもり〜w」
八木
「とりあえず今日はもう寝よっか、明日出かけるって言ってたし」
雅
「ん、だねぇ、ねよっか」
俺と雅は寒いねぇなんて言いながらハグをする形で眠りについた
翌朝俺と雅はお母さんに起こされて起きた
八木ママ
「ほんと2人仲良いんだから、ほらお出かけするからお着替えしてー」
八木
「はぁーい」
雅
「今日何着よっかな」
八木
「今日割と寒いし、2人でお揃いのズボン履こ」
雅
「ん、いいよ〜」
そうして2人はお揃いのズボンを履いて、出かける準備を済ませた
今日は俺たちとお父さんお母さんで別々で買い物することになってる
初めてふたりで東京に行くので楽しみすぎる
八木パパ
「まだ先長いし、なにかサービスエリアで飲み物とか食べ物買うか」
八木
「はーい」
そしてサービスエリアについて2組に別れた
八木
「雅、手繋ご〜」
雅
「うんっ!」
仲良く2人で手を繋ぎながら、お互いの飲み物を手に取り、カゴの中に入れた
八木
「何食べる?」
雅
「ん、おにぎりかな?」
八木
「いいね、カツサンドもあるよ?」
雅
「たべるー!!」
八木
「食べすぎて吐かないでよ?」
雅
「だいじょーぶっ!」
雅が食べたいものと俺が食べたいものをカゴの中に入れて、お会計を済まして、車の中に乗った
2人で仲良く買ったものを食べたり、食べさせたりしていた
いつもの光景なのでもう両親も気にしていなかった
後部座席で暇つぶしに映画や某チューブを見ていたらいつの間にか東京に着いていた
雅
「んんっ!はぁ〜思ったより長かったね」
八木
「そうだね、これからどうしよっか」
八木パパ
「お父さん達は色々見に行ったりとかするけど、お前らはどうするんだ?」
八木
「んー、まぁ美術館とか動物園行こうかなとは思ってる」
八木ママ
「あらそうなの、じゃあ少し多めにお金渡しとくね」
雅
「あっ、!私あの、、前言ってたお金余ってるのでそっち使っちゃいますよ!」
八木ママ
「いいのいいの、渡すだけだから、ね?」
八木
「まぁ余ったらお小遣いにでもするから、ほら貰っとこ?」
雅
「うん、、ありがとうございます!」
そうして2人とも2万程貰い両親とはしばらくの間別々になることになった
雅がサラリーマンほどのお金は持っているのでもれなくこのお金は俺達の小遣いになるな
そして、目的地へと向かう電車に乗り込んだ
八木
「やっぱ思ったより人多いね」
雅
「まぁ、休みの日だしねぇ、、」
そういう雅の顔は明らかに青ざめていた
雅は元より人混みがすっごく苦手なのだ
だからいつも学校では自転車置き場には人が居なくなってから行くようにしてる
小声で大丈夫とは言ってるものの明らかに大丈夫では無い
八木
「雅、もっとこっちおいで、俺に掴まって」
雅
「ん、、でも」
八木
「でもじゃない、ほら」
俺は雅の腰をグッと引き寄せた
雅
「ほんとごめん、、ありがと」
八木
「大丈夫、人混み苦手なの知ってるから、無理しないで」
雅
「上京しても、、こうやって守ってくれる?」
八木
「当たり前のこと言わないの、俺は雅と早く結婚したいんだから」
雅
「もうっ、、そんな恥ずいこと堂々と言わんでッ///」
仲良くふたりで会話をしながら目的地の駅に着いた
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『私を見て』 13話 上京
いかがだったでしょうか?
更新サボってしまいすみません、、
日常が忙しすぎて中々手をつけることが出来なく遅めの更新になってしまいました
もう少し書きだめしてこれからはいつも通りの更新頻度にしていきますので、よろしくお願いします🙇♀️
では、次のお話で会いましょう、、
次回 『私を見て』 番外編 初めてのデート