TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

あれから更に一月、みずちゃんと少年の仲はすごく良くなった。

次第にみずちゃんが苦しむ時も近づいてきている。

そしてぼくの胸の中でもよく分からない感情が渦を巻いている。


「……それさぁ、るい、みずちゃんの事好きでしょ」

「……は??なんでそうなる??にこり、そういうのまじでだるいぞ」

「るいが感じてるのは嫉妬だよ、嫉妬」

「しっと……?」

「作られた時、神王に言われなかったかー?自殺担当の説明された時」

「されたと思うが、覚えてないな。ぼくには自殺はとことん向いていなかったようで、話の内容もほぼ頭に入っていない」

「あー……自殺担当ってさ、書類書く時に亡人がどうして自殺したか、理由を書くわけ」

「あぁ、そんなのあったな」

「それの理由でな、嫉妬、っていう……なんて言うんだろう、こう、相手に対して羨ましいとか、そういうのが歪んだものを抱いて死ぬやつがいるんだよねぇ」

「……??なんで羨ましいで死ぬんだ??ぼくは神王様と親しくしてるにこりが羨ましいが、別に消失したいとは思わないぞ」

「あーっと……その人の立ち位置に自分がいたら……とか、なんで俺じゃなくてあいつがーとか、そういうの」

「……よく分からないな。ぼくにはまだ難しいようだ」

「まぁ、そうだな。とりあえず天使と人間の恋は禁断だからな。まぁ禁断の恋ってのもいいかもしれないけど」

「なっ!!だから恋してない!!」

「あら、いくらお子ちゃまでも恋は分かりましたか〜すごいでちゅね〜」

「馬鹿にするなくそにこり!!!」

「いたっ!!ちょ、叩くなくそるい!!」


ぼくは恋なんかしてない。

この作品はいかがでしたか?

13

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚