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「狭いけどゆっくりしてって.ジャケット,良かったらそこのハンガーに. 」
🌸はベッドの上に自分の鞄やジャケットを雑に置く.
「アイス食べよ.ちょうど食べ頃かな??」
ソファの前にある机に,買ってきたものを全部出す.
「ソファ座って,私は床に座るから.」
「いや,俺が床に座るから.」
「お客様なんだから上座に….」
おもむろに🌸は咳払いして菊田の隣に座る.
「食べよ??」
「おう….」
緊張しているのは自分だけかと問答する菊田.🌸は早々にアイスを食べ終え,次のスイーツに手を出そうとしている.
「そういえば,前にもこんなことあったよな??」
「なっ…!!あったわよ,何よ急に.」
「いや,あの頃は若気の至りで色々無茶してたなって思ってさ.」
「確かに.そういう時代でもあったし,ていうかあの時は駅前のコンビニでアイス買って,お互い別れたでしょ!!」
「そうだったか??」
「とぼけないでよ,自分で昔話しといて.」
「すまんすまん.ちゃんと覚えてるから.」
「…私と離れて今日まで何してた??」
「仕事漬けだよ.」
「仕事以外は….」
「告白されて付き合ったことあるけど,長続きしなかった.今はフリー.」
「そう,なんだ.」
「そっちは??」
「5年付き合った人いたけど,結婚に踏み切れなかったから別れた.」
「そうか…今そいつと連絡は??」
「取ってない.snsブロックしてるし,転職してどっか行った.そっちは??」
「連絡先は全部消した.地元に戻るって辞めていったな.」
「そう….」
「🌸みたいな器量よしと別れるなんて馬鹿なことしたなその男.」
「その子だって菊田君みたいに身長高くて優しくてがたいよくてって,あの頃よりゴツくなった!?」
「ここ最近ジムにハマっててさ.」
「腹筋割れてる??」
「それなりに.」
「見ていい??」
「良いよ….」
「えー!?凄い!!本格的に割れてるじゃん!!触っていい??」
「まぁちょっとだけなら.」
「私ここ好きなの,エロ筋って言うんだけど.胸も触っていい??」
「🌸.」
先程までの会話が嘘のように静かになる.
「ごめんね!?つい夢中に…!?」
2人の唇が重なる.
「…酒くさい.」
「🌸もな….」
沈黙のち,お互いの感情が堰を切って溢れだす.
「ちょっ,くすぐったい…!!」
菊田は首にキスをしながら背中に手をまわす.
「膝に座って.」
口を尖らせながらも🌸は言う通りにする.
「恥ずかしい??」
「あたり前でしょ.」
「そう.可愛いとこあるじゃん.」
「あっ!!」
菊田は胸を隠していた🌸の手をほどき,そこに顔を埋める.体をよじる🌸の動きを抑え揉んだり吸ってみたり.すっかり紅潮した🌸はソファに押し倒された.
「んっ…!!」
秘部を触られ反応する🌸.ズボン越しでも分かるくらい濡れている.高鳴る気持ちを押さえ,ゆっくり脱がす.
「汚いよ.」
「汚くない.」
触ってほぐすほど🌸は嬌声をあげる.
「ねぇ,キツくない…??」
快感に耐えれなくなった🌸は起き上がって菊田のズボンに目をやる.
「そりゃキツいけど…!!」
形勢逆転し🌸からのキスの応酬.それは首筋に.
「っあ…!!」
耳たぶを甘噛みされ思わず声がでる.その舌は徐々に下へ降りていく.
「あっと,このサイズのゴムはここにないぞ.」
「そっちの心配かい.」
「そりゃもう,処女じゃないから入れるのには苦労しないと思うけどさ….」
と咥える.しばらくして.
「んーやっぱり顎疲れる.」
🌸が顔を上げたところで再び菊田は🌸をソファに押し倒す.
「ベッドでして….」
🌸は起きて菊田をベッドへ案内する.
鞄とジャケットを無造作に床に置き.
「なるべく痛くないようにする….」
「うん.」
少しずつ奥へ挿入れていく中で.
「ダメ,生は久しぶりだからイッちゃいそう…!!」
その言葉で菊田はわざと腰を動かすと,🌸も自身の腰を振り菊田の首に腕をきつく回し,よがり声をあげて果ててしまった.
「ああ,良いねその顔.」
涙を浮かべ蕩けきった🌸の顔.かまわず菊田はまた奥を突く.
「あぅっ…!!またイク!!」
今度はそのタイミングで奥を突いたままで🌸にキスを落とす.イキながら舌を絡めてくる🌸に合わせ更に強く自身のモノを押し込む.
「俺もイッていいか.」
「うん…!!」
と🌸のお腹に温かい感触が.
「…ティッシュいるよね.」
よろよろとベッドから降り,ティッシュケースごとベッドへ持ってきた.
「大丈夫??」
「うん,平気.」
ふとスマホに目をやると日付はとうに越えている.
「泊まってく??」
「そうだな,お言葉に甘えて.早速で悪いがベランダで吸っても??」
「いいよ.」
「じゃあちょっと吸ってくる.」
「うん.」
その後,ソファで寝る寝ないの問答をしたのちシングルベッドに2人で寝るで折り合えた.