過去編まとめ
オリジナル要素入れてます
チャットノベルで書いたものとは違うものがあります。
書き直しみたいな感じです
傘化夜中
「_____」
大っ嫌い
なんでよ、なんで誰も愛してくれないの?
「貴方は生きる意味が無い」
なんで
「出来損ないだからよ」
___
「照とは違ってね」
人と人を比べ、自分は他人と比べない
出来損ないだと言いがかりをつけて自分には甘い
もう大っ嫌い
人なんか嫌いだ
誰も助けてくれない
弟だって
誰も
なんで生きてるのかなんて知らないよ
愛されても気持ち悪く思うだけ
仲良くされても吐き気がする
ありがとうと言われても困るだけ
与えられても捨てるだけ
母はまともに話を聞いてくれない
照は家では特別扱いなだけ
姉弟なんか要らない
1人でいい
自分の異能力は知らない
使ったことがない
でも母はきっと知っているから出来損ないと言うのだろう
「……」
暴力、束縛そんなクソみたいな家で
なんで照は笑えるんだ
もう嫌だよ
小学生まで家で虐待されて中学で捨てられた
中学に入っても人間は好きになれなかった
イジメを受けても先生は気づいてくれない
「……失礼します……」
コツッ!
「……」
ドアを開けたら黒板消しが落ちてきた
地味に痛い
バシャアー!
「……邪魔」
「おいおい無反応だぜこいつ!」
「ちょっとー可哀想だってー!www」
「……」タッタッタッ…
「おいもう少し付き合えよ」
「……無駄な時間過ごしてるけど」
「頭大丈夫?」
「……口には気をつけろよ」
「……」
スパーン!
「あぁ……ごめん」
「てめぇ!」
「授業始まるけど」
「チッ!」
イジメには慣れた
だから正論をいって黙らせる
めんどくさい
いつもどおり授業を受けて終わる
部活は剣道
私は部活をやりたくない……
だけど人数合わせで入れられた
「自分ってなんだろう」
ただそれを知りたい
自分らしさも
分からないよ
教えてくれないから
聞いてくれないから
無視するじゃんか
私はなんなの?
「____」
ボカロは好きだ
聞き入れられる
自分の嫌いな人の声じゃないから
自分の好きなように作れる
だけど人は好きになれない
嫌がらせも悪戯も大っ嫌い
こんな異能力
いらないよ
ある人に拾われた
その人は私を育てると言ってくれた
赤く綺麗な瞳
もふもふな白く綺麗な髪
私は少し変わった気がする
その人は三途川ナギ
国防戦力級の強いひと
憑从影殲滅部隊の隊長をやっているらしい
私はまだ子供で何も知らなかった
知れなかった
だけどその人が教えてくれたんだ
言葉も
笑顔も
全部
私に無いものを
私は器として生まれた
ツクヨミ
その神を憑依する為の器
照はアマテラス
異能力との相性もあるのだろう
だけど今はどうしているのか分からない
貴方の暖かい手を
受け取ってもいいのでしょうか
私のような人間が取ってもいいのでしょうか
泣いても……いい……?
今でも人は嫌い
だからもう
好きにならない
愛ほど呪いに満ちたものは
ない
だけど嫌いになれない人がいる
私を大事にしてくれた
その人達以外私は
すれ違って
別れあって
もういいよって
諦めて
だけどその人の言う事は違った
「_____」
それでも人は嫌いだ
「____」
……
私もいつかそこに行くよ
ありがとう、__。
_________________
ナギ「夜中どこだ〜?」
ユウマ「多分博士の部屋か親父の部屋っすね」
ハルト「夜中〜?」
ナギ「今日はご飯無しだな」
バッ
夜中「……それは……いや……」
ナギ「よし見つけた」
ハルト「ほら仕事行くぞー」
夜中「……(諦め)」
ナギ「ポテトにしとくから」
(説明)夜中はポテトが好きだよ!
夜中「……頑張る……」
ユウマ「ふぅ……」
ハカ「行ってらっしゃい!」
今はここが心地いいのかもしれない
何故かは……分からない……
考えるのはやめた
コメント
2件
返信遅くなってすみません!ありがとうございます!
いじめかぁ…夜中ちゃん…これからはたくさんナギさんとハルトさんにくっついてポテト作ってもらってね!てか最後の会話好き過ぎる…ご飯で釣るとかかわよ…親父ーズ×夜中好きなんだよなぁ。もう最高。次も楽しみにしてます!