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でも結構心も手に入ってると思うけどなあ。みんな仲良くの未来はないのかね。
あ。スタジアムLIVEって、ネトフリの方か。忘れてた😂😂😂見るよー‼️📣
でも、私、結構阿部ちゃんに感情移入して泣いた😭ああー。 どうなるよ???
翔太 side
3人で仲良く食卓を囲む。涼太の料理は全部美味しい。この食卓に蓮だけがいない・・・
急に寂しくなって、食事の途中で席を立つ。
亮平💚『どうしたの翔太?もう食べないの?』
翔太💙『蓮に電話してもイイ?』
涼太❤️『ラウールが家に来ているかもしれないよ?』
翔太💙『でも声が聞きたいんだ』
二人とも困った顔してる。またみんなを困らせてる。
翔太💙『・・・我慢する』
椅子に座り直すと亮平が心配して頭を撫でてくれる〝偉いよ翔太少しの辛抱だから〟
少しってどれくらいだよ。
明日は?明後日は?いつなら蓮に会えるの?
涼太❤️『翔太、食後にアイス買いに行こうか?』
翔太💙『本当?行く。あっでも涼太にケーキ買ってきてあるよ』
涼太❤️『そう。ありがとう。じゃぁアイスもケーキも食べよう』
翔太💙『いいの?やったぁ』
〝その代わり全部食べないとダメだよ〟って涼太が言うから残さずちゃんと食べた。涼太とアイスを買いに行こうとすると亮平が俺も行くと言ったので〝先にお風呂入って〟と言うと首を傾げてる。
翔太💙『どうした亮平?1人怖いの?』
亮平💚『翔太と入れると思ったのに』
翔太💙『蓮が絶対ダメって言うんだ。大丈夫?脱衣場で待っててあげようか?』
亮平💚『大丈夫だよ。一緒に入りたかっただけ。翔太の時脱衣場で待ってようか?』
翔太💙『大丈夫、涼太と入るから』
亮平💚『はぁ?涼太はいいの?何それどういう・・・』
涼太❤️『じゃアイス買いに行ってくるから』
亮平は怒ってブツブツ文句を言ってる。
朝から続いた雨はすっかり上がって、少しだけ星が見える。明日は晴れそうだ。
翔太💙『涼太3人でお風呂はダメ?』
涼太❤️『駄目、俺が駄目』
翔太💙『亮平の事嫌いなの?』
涼太❤️『友達として好きだよ。普通家のお風呂に友達と入らないでしょ。翔太は特別』
翔太💙『特別な人だと入ってイイの?』
涼太❤️『翔太は違うの?』
翔太💙『楽しければイイよ。俺の好きな人が皆んな仲良くしてるのが一番好き』
涼太の差し出した手を握る。涼太とこうしてると心が安らぐ。色んな不安も幾分楽になる。
涼太の家に帰ると、頭にタオルを巻いた亮平が顔のスキンケアをしている。美容男子としては気になるところだ。真正面に座ってじっと見つめる。
亮平💚『なぁに翔太?恥ずかしんだけど』
翔太💙『お前、可愛いな。髪乾かすの手伝ってあげようか?』
亮平💚『なっ///何変な事言わないでよ////早く翔太もお風呂入っといで』
亮平 side
まずいまずい可愛いなんて言われたら恥ずかしいじゃないか。全く翔太って予測できないから衝撃が半端ない。それにしても何で涼太と2人でお風呂入るのは蓮も許してるんだろう。まあ確か明日は涼太が終日仕事だし。お風呂は明日の楽しみって事で・・・
風呂上がりの翔太は色気が2倍増しだ。色白な翔太が全身をほんのりピンク色に染めている。
入念にスキンケアを終えると涼太の股の間に収まって髪を乾かして貰っている。頭を触られて気持ちよさそうだ。俺が乾かそうと思ってたのに。心の声が届いたのか、涼太が勝ち誇ったような顔をしている。
何だかイライラする。まさか涼太と一緒に寝るとか言わないよね?
3人分のコーヒーを入れてケーキを食べる。
翔太💙『涼太のは葡萄のタルトだよ。好きでしょ葡萄』
涼太❤️『ありがとう翔太。一口食べる?』
終始目の前で繰り出される2人のイチャイチャにイライラしかしないんだけど。
翔太💙『亮平の苺大きくないか?』
亮平💚『対して変わらないでしょ。やめて取らないでよ』
翔太💙『あっ何でよ〜こないだくれたじゃん』
何だか面白くない・・・翔太にも優しくできない。
ケーキを食べ終えてアイスを食べる2人を他所に俺は歯磨きを済ませると〝お先にお休み〟と言って寝室に向かった。
翔太と蓮の間には付け入る隙があるのに、涼太とは長年の熟年夫婦のような感じ。お互いの事をすごく理解していてごく自然にイチャイチャしてる。2人に嫉妬してる自分がいる。
翔太💙『亮平?具合悪いの?』
亮平💚『そんなんじゃない。いいから放っておいて』
翔太に背中を向けて横向きになるとベットが沈み込む感覚があった。肩を叩かれ顔を上げると自分が泣いている事に気づいた。翔太にこんな姿見せるつもりなかったのに。不意に翔太から抱きつかれた。
翔太💙『亮平泣かないで?大丈夫?どうしちゃった?どっか痛い?涼太呼んでこようか?』
亮平💚『イイからあっち行って。何でもないから』
ベットから降りた翔太が部屋を出て行くのが分かった。翔太に悪いことしちゃった。人から拒否される経験なんてきっとないだろう。
片思いって苦しい。一度出た涙は止まることなく滝のように溢れ出た。
暫くするとまた、翔太が部屋に入ってきたのが分かった。
翔太💙『涼太にお願いしてきたよ。一緒に寝てもいいって。今日は俺がいるからもう泣いたらダメだぞ。おいで亮平。そのかわりここから先は来たらダメだからな』
翔太はそう言ってサメ2体を縦に並べて境界を作るとココまでだぞって言っている。
ひどい・・・俺をどんだけの変態だと思ってるんだ。更なる涙を誘った。
翔太💙『お、おい何で・・・泣かないでねっ』
亮平💚『ひどい、人を穢らわしいもののように扱うなんて。1人で寝るからあっち行って。涼太とイチャイチャして寝ればいいでしょ。俺なんか放っておいて』
ひどく傷ついた顔をしている。ふん、サメなんかに邪魔されてたまるもんですか。時に涙は武器になるだよ翔太。
翔太💙『そんな風に思ってないよ。2人からね色々と約束事があって・・・ごめんね亮平。どうしたらいい?』
どうやら蓮と涼太から何か言われたらしい。どんだけ俺の恋路を邪魔すればいいんだ。
亮平💚『来て翔太』
翔太💙『・・・サメさんの事2人には内緒にしてね』
そう言って2体のサメをクローゼットにしまうとベットに上がってきた。
翔太💙『腕枕してあげようか?』
腕を取り自分に引き寄せると翔太を抱きしめる。
華奢で小さな翔太はすっぽり俺の胸におさまった。
亮平💚『捕まえた翔太。腕枕は俺の仕事だから翔太はただ感じてればイイ』
翔太💙『えっ?ちょちょっと亮平?ねぇねぇ』
亮平💚『何?』
翔太💙『もうイイの?何で泣いてたの?どこも痛くない?』
なんて優しくてお馬鹿さんなんだろう。可愛い。
亮平💚『もう大丈夫。翔太のお陰で元気になったよ。ねぇ2人には秘密よね?』
翔太💙『そうだよ!言わないでね』
翔太の唇を塞ぐと胸を叩いて抵抗する。両手を掴んでベットに縫い付けると翔太に跨った。
亮平💚『静かにしないと秘密がバレちゃうからね翔太音量考えて鳴いてね』
翔太💙『ンンンンッ///んん//』
耳を舐めまわせば腰を浮かせて感じちゃってる。本当エロいんだからこの子。こんな蕩け顔見たらもう止まんない。シャツを捲れば可愛い突起が形良く色づいてる。舐めれば甘い吐息で鳴いている。
翔太💙『はぁはぁダメ亮平』
亮平💚『静かにして翔太。俺の指、前みたいに上手に舐めて』
あぁ可愛い。口内に挿し込まれた指で上顎を擦るとイヤらしく涎が糸を引いた。
亮平💚『翔太こないだの続きしようか』
翔太💙『ダメ、ダメだから』
亮平💚『何でよ。じゃこないだのとこまでね』
翔太💙『ダメダメダメだったら』
涼太❤️『何してるのかな?2人とも』
翔太・亮平『何もしてません』
涼太❤️『翔太やっぱり僕のベットに来なさい』
亮平💚『何でよ!』
涼太❤️『下心丸出しの奴のところには置けない』
亮平💚『涼太こそ翔太食べるつもりでしょ』
涼太❤️『俺は心が手に入らないのに、食べたりしないの』
〝何?何の話〟と言いながら先に部屋を出ていた翔太が戻ってきた〝いいから俺の部屋に入ってなさい〟と言われて〝お休み亮平〟と言って出て行った。
〝心が手に・・・〟そんな事涼太に言われなくても分かってる・・・
引っ込んだはずの涙がまた流れた。