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僕は今、とても危ない状況にいる。といっても命の危険などではない…ないはずなのだが…遡ること数分前…


「高橋くん〜」

珍しく真白以外の女子に声をかけられた。少しびっくりしたが、同じクラスにいるなら当たり前と思い直すと聞き返した。

「どうした?」

「それがさぁ…」

相手はなぜかニヤニヤしている。とても気になるのは僕だけではないらしく、近くのクラスメートたちもざわざわとしている。

「なんか一年生が高橋拓馬さんはいらっしゃいませんか?って」

(一年生…?)

心当たりがない…どころか、一年生と交流を持ったことなんて入学式や体育祭のときしかない。体育祭のときも僕はバテて救護テントにいた。だから本当に心当たりがないのだが…

「お呼び出しをしてしまい申し訳ありません。」

柔らかな声が聞こえたかと思うと、一年生であると推測される女子が頭を下げていた。僕は慌てて頭を上げてもらうと人の多いところではなんだと教室を出た。

心の声が聞こえる僕と、心を殺した君の話。(完結)

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