クラス分けの表を見に行くと人で混雑していた。
人をかき分けつつ表を見ると5組まであるようで自分の名前を探す。
(翡翠〜どこぉ〜…)
1組、無し
2組、無し
3組、無し
4組、無s…
あ、まってあったわ()
4組の表にしっかり、翡翠天音と記入されている。
それを確認すると4組へと足を動かした。
教室に着くと席に半分ぐらい着席していた。
着席…というより寝てる?人が1人だけいるが、
黒板に目をやると席分けが書かれておりひとつの席に翡翠天音と記載されている。
私はその表記通りに座る。
そこは1番通路側の席で1番後ろだった。
それから数分だろうか、
気がつけば全ての席が埋まっており、
先生らしき人がちょうど入ってきた。
MOB「新入生の皆さん初めまして、」
そう教卓の前に立つとまず一言、
MOB「私はこの1年4組の担任になった羽無々です、これから1年、よろしくお願いしますね」
するとその羽無々先生はある方向へ目を向ける。
教室に入った時、唯一、寝ていた人だ。
MOB「鈴原さん、起きてください」
その声に反応しない鈴原と呼ばれる人。
MOB「…、」
ほっとくことにしたのか目を他に向ける。
MOB「必要なものを配布したら今日は下校です、明日から本格的に学園が始まるのでしっかり早寝早起きをして準備をすること、」
そう言うと必要なものと思われる物を配布し始めた。
配布し終わり帰りの挨拶を済ませ荷物をまとめる。
すると、目の前の人から声をかけられた。
??「始めましてー!!!お近付きの印にどーぞ!!!!!!」
そう言ってカバンから何かを取り出そうとしている彼女。
天音「え」
突然の発言に戸惑いが隠せない。
??「…?あッ!自己紹介してなかったか!!私は…」
明莉「田邊 明莉!田邊さんとかじゃなくて明莉でいいよ!ほらあげる!」
そう言ってタッパーの中に入ったトマトを渡してくる。
天音「え、あ、じゃあ遠慮なく」
そう言うとトマトを1つ受け取る。
明莉「トマト好きですかぁぁぁぁああ!!!!!!(?)」
天音「好きだよ、多分」
明莉「多分か…」
天音「あ、名前忘れてた…、私は翡翠天音だよ!呼び捨てでいいから!」
明莉「了解!天音よろしくね〜!!」
その後、準備を終わらせ一人で帰路を辿った。
トマトを食べながら。
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とまといずべすと
とまとぉおおおおおおおおおおお タッタッタッタッ田邊さん( ◜ᴗ◝ )