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🌙『MOONLIGHT SIREN』
― キム・ミンジュ、伝説の始まり ―


Prologue:月の裏側で生きる少女


人々は彼女を「伝説」と呼んだ。

その名はキム・ミンジュ。


ライブは年に数回、もしくは全く開催されない。

SNSの更新も、気が向いたときだけ。

しかし、彼女の一言、彼女の姿、一瞬の笑顔が、世界中を狂わせる。


なぜなら彼女はただのアイドルではない。

BTSのV、キム・テヒョンの実の妹であり、

同時に世界を揺るがす「声」を持つ、唯一無二の存在だからだ。



「ヌナ、また逃げるの?」


BTSの楽屋で、末っ子ジョングクが少しふてくされた声を出す。


「逃げてるんじゃない。ただ…私には、ステージに立つ意味をまだ見つけられないだけ。」


紅いリップを引き、鏡の前でミンジュが静かに答えた。

その横顔には、10代の少女の儚さと、20代のカリスマが同居していた。


兄・テヒョンは苦笑しながら、その後ろ姿を見守る。

彼にとって、ミンジュは「守るべき妹」であり、

同時に「追いつけない星」でもあった。



10年前、ミンジュは突然デビューした。

一夜にして全世界のトレンドを独占。

「月の歌姫(Moonlight Siren)」と呼ばれ、

その透明感ある声は、聴く者の心を掴んで離さなかった。


しかし、ある日を境に、彼女は姿を消す。

理由は語られない。スキャンダルも、引退宣言もない。

ただ静かに、月の裏側へと戻っただけだった。



そして2025年、

ある一夜限りの“再臨”が告げられた。


【KIM MINJU 1Night LIVE - THE SILENT REBIRTH】


場所も時間も未定。

詳細は告知されないまま、

チケットは全世界10枚限定。

そのすべてが数秒で消えた。



世界がざわつく中、

BTSのメンバーだけが知っていた。


「これは、ミンジュの決意だ」

「彼女は戻ってくる。けど、それは誰のためでもなく、自分のために。」


そして、テヒョンは静かにマイクを握った。


「俺の妹を、見くびるなよ。」



🌙 To be continued…


🌙『MOONLIGHT SIREN』

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