注意!
・流血表現アリ
・捏造
・奇病パロ
・名前や企画名をお借りしておりますが
ご本人様には一切関係ございません。
今回は基本gtさんとtrさんが出てきます。
(友情演出?でかねごんさんも…)
『ぐちつぼさん×血漿変蝶病』
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全員が弓を持ち、張り詰める緊張感。
掠れる声、流れる鮮血、響き渡る雷鳴。
そんな中、俺はずっと戦い続ける。
gt「オラオラオラオラァ!!」
狂ったように矢を放ち続ける。
なんでかって?
それこそ、【殺し合い】だから。
飽きないから。
それが【ぐちつボウ】だから。
それしか理由は無い。
tr「ちょっwぐちさん暴れすぎww」 「よくないねぇ〜w」
たらこも、そんな俺のテンションに付き合ってくれる。流石だなぁ…w
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俺の今回の能力は速射。
相方のたらこは跳躍。
バランス良いな…。
tr「え、バランス良すぎね?w」
流石にたらこもそう思うよな。
gt「良かったー、セットしといて(冗談)」
冗談だけど、本当に疑われそうですね。
そんな笑い話をしながら、俺達は戦場に降り立つ。
ここから、本当の【殺し合い】が始まる。
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ドカーン!!!
tr「あれ、かねごんもう死んだらしい。」
響き渡る雷鳴と共に、通知が来る。
gt「え!wマジかww」
そして、それに伴っていろんな場所から 矢を放つ音が聞こえてくる。
鳴り続ける通知音。
かすかに聞こえる絶叫。
誰しもが持つ殺意。
それで満たされていく。
gt「うーしっ、喧嘩売ってくるかw 」
暇すぎたんだ。衝動が抑えきれなかった。
そこらじゅうで、キラリと光る鮮血は、俺等を導いているようだった。
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残り人数も減ってきたところ。
俺達に限界が訪れようとしていた。
肌は傷だらけになっているが、痛みはない。
ゲームだから。
フワフワ…
…一瞬、視界の端に赤黒くヒラヒラ舞う物を見たような気がした。
…そういえば
…俺の流した血は…?
tr「待って!死ぬ死ぬ死ぬ!!」
ドカーン‼
そんなくだらないことを考えていたら、たらこが殺られてしまった。
ドスッ
gt「…!」
たらこの声と自分の腕に刺さった矢で我に返った。
gt「やっべッ… 」
まずい…あと一発で確実に死ぬ…。
俺は懐から回復薬を取り出し、飲もうとした。
パリンッ
あーあ。俺のゲームが終わっちゃった。
俺は心臓を一発。狙撃によって撃ち抜かれた
死の間際。視界は霞んでゆく。
動きはスローモーションに見えた。
俺の視界を赤黒い蝶が横切る。
軽やかに舞うその姿に見惚れた。
綺麗だった。
血のような色をしていても。
このゲーム…世界において、一匹だけの
奇妙な美しさを羽ばたかせる蝶だった。
そんな事を思いながら、俺は意識を手放した
俺が死んだあとも、蝶はその周りを美しく舞っていたらしい。
その蝶は誰もが羨む程に、軽やかに。