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とても蒸し暑い夜、ふと目を開いた。
何故だか眠れない。
暑くて喉が乾いたのかもしれないと、キッチンの水道の蛇口をキュッと捻り水を出した。
手をゴシゴシと洗ってから水道をいっぱい飲み込んだ。飲みすぎたせいかお腹が膨れて眠ることが出来なくなってしまった。
眠れないついでと思い、部屋にあったゴミを片付けた。黒い袋に包んで廃品回収場へ持ち運んだ。こんな暗い道を歩いていて、お化けが出てきても怖いとは思わないが、人が出たら怖い。
人は一体何をしでかすか分からないし、何を考えているのか分からない。
それに比べればお化けは単純的だった。
ゴミを片付けた事なので寝ようと思ってもまだ眠れなかった。少し歩いてしまったからだろうか。
疲れたら人は眠るはずなのにと思いつつ、ゴミを片付けた次には部屋を掃除しよう思った。
もうここまで来たら自分でも止められないだろう。
部屋の隅から隅までホコリや汚れ、整理整頓をし、ホテルに泊まっているような気分になった。
ここまですればもう何もすることもないから寝れるだろうと、ベッドに横たわるも、なんだか自分の服が気になる。
それはそう、あんなにも動き回っていたので服がかなり汚れていた。
これは洗濯では落ちないだろうと思って一旦水で軽く洗ってからドライヤーで乾かして、タンスの奥深くへと入れ込んだ。
新しい服に着替えてやっと眠ることができるのであった…
「よし、今日も証拠隠滅完了…」