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ふと君はナイフをとった

春((君が今までそばにいたから

春((ここまで来れたんだ、

春((だからもういいよ、、

春((もういいよッ

春((死ぬのは俺一人でいいよッ

そして君は首を切った

まるで何かの映画のワンシーンだ

白昼夢を見ている気がした

気づけば捕まって

警官((ほら!来なさいッ!

蘭((ぁ、あ、は、るギュ(死体に抱きつく)

警官((、はぁ

蘭((ゔあ”あ”ッ(ポロポロッ)



君がどこにも見つからなくって

君がどこにもいなくなって

そして時はすぎていった

ただ暑い暑い日が過ぎていった

蘭((家族も、クラスの奴らも。いるのに何故か、君だけそこに居ない、(ボソッ)

あの夏を思い出す、


一人部屋

蘭((♪〜、

僕は今も今でも歌ってる

君をずっと、探しいるんだ、

君に、言いたいことがあるんだ、

九月の終わりにくしゃみをして

六月の匂いを思い出す




春千代墓の前、

蘭((春の笑顔は、春の無邪気さはッ、

蘭((頭の中で飽和しているッ

蘭((誰も何も悪くないよッ?

蘭((君はなにもッ悪くないからッ(ポロポロッ)

蘭((もういいよッ投げ出してしまおうッ!そうゆって欲しかったのだろう?(ポロポロッ)

蘭((なぁ?ッ返事、してくれよッ

蘭((また、春の笑顔が、見たいよッ(泣)

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