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うわああああ第1話からもうエモすぎる……!!😭💕 普段冷たい仁人がまさかストーカー被害に遭ってて、しかも咄嗟に「彼氏です♡」って佐野さんを頼るところ、脳破壊された…!!あの上目遣いの裏に怯えがあって、でもちゃんと助けを求める強さもあって、もう尊すぎるよ…! パパ活の過去も「引かないよ」って言う佐野さん、仁人を一人にしたくないって扉掴むところも、全部が沁みる…「明日から一緒に通勤するぞ」がもう仁人を守る宣言にしか聞こえなくて、続き気になりすぎる!!次の話、マジで待ってる!!🌸
俺の部下はとても冷たい
佐野:仁人、おはよう!
吉田:…おはようございます
佐野:あ、この資料
吉田:もう作成済みです
佐野:この後
吉田:ミーティングですよね
うん、いつも通り、冷たい☆
佐野:俺、嫌われてんのかな
塩﨑:そんなことないっすよ!あいつツンデレなんで笑
こいつも俺の部下、かつ仁人の同期の太智。気さくで話しやすい。そして、俺はよく仁人の相談をしている
佐野:うーん、そうだといいけどさ
塩﨑:あと、詳しくは言えないっすけど、仁人ずっと大変なんで。勇斗さんって仁人と同じ𓏸𓏸駅近くの方の社員寮ですよね。助けてやって下さいよぉ?
佐野:は、?どういうこと?
塩﨑:あ!俺、呼ばれたんで!失礼します!
佐野:おい!ちょっと!!
この時俺は、この後起きることを何も知らなかった
はぁ、かなり仕事が長引いたな。ギリ終電に間に合ったことへの安堵と、疲れで眠気が襲いかかる。しかし、今日の太智は何を言ってたことが頭を過ぎった。助けるって、何が?そんなことを考えているうちに最寄り駅につき、街灯の下をとぼとぼ歩く。とりあえず、早くシャワー浴びて明日に備えよう、なんて思っていた時だった
?:あ、いたいた!
佐野:え?
?:もぉ、なんでここにいんの!そこのコンビニ集合って話してたじゃん
佐野:、は?
知らない男に腕を組まれ、反対には知らないおじさんがいた。やっべ、変なのに巻き込まれた。今日、きっと厄日だわ、最悪すぎる
男:おい、待てよ!お前、俺の事あんなに好きって言ってたのに、?
?:俺、好きなんてひと言も言ったことない。貴方の名前も知らないし、勘違いしないでよ
男:…嘘だ、嘘だよな、?俺はお前を愛してて、毎日見てたのに、?
?:あぁ、最近つけられてると思ったら、貴方だったんだ。迷惑だったんだよね
男:…恩を仇で返すって言ってんのか、?
……何この状況。なんで俺挟まれてんの?てか、このおじさん、めっちゃ怒ってるくね…え、俺、赤の他人のいざこざに巻き込まれたく無いんだけど。早く家に帰りたいんだけど!
?:恩を仇で、って知らないし。俺、恩を受けた記憶ないもん
男:…そこのお前、お前はどういう関係なんだ?お前は仁人君の何を知ってんだ!?
佐野:…は?
仁人、?え、仁人!?
俺は驚いて、腕にしがみつく男の顔をガン見する。暗くてよく見えなかったから知らねぇ男だと思ってたが、確かにまじまじ見ると部下の仁人だ。だけど、声とか口調とか雰囲気とか、全然違うじゃねーか!!え、どうしよ、なんて返せばいいんだ?部下か?部下がベストか、!?
佐野:あ、えぇと、俺のぶ
吉田:彼氏です♡
…は、はぁぁぁぁあああああ!?!?!?
こいつ何言ってんの?
俺は驚いて仁人を見ると、「ね?」とか言いながらこっちを上目遣いで見てくる。でも、その目からは助けてと聞こえそうなくらい怯えているのが伝わる。だから、
佐野:あ、そうです。俺、彼氏です
言っちゃった…とりあえず、役だからね。うん、助けるための、役だから!
男:は、彼氏いんのに、俺に色目使ってたのか
吉田:だから、俺は貴方に色目を使ったことなんてないし、なんも知らない。人違いじゃない?
男:…覚えてろよ
The捨てゼリフ、みたいなことをボヤきながらそのおじさんはどこかへ消えて行った。まじで、何だったんだこの時間
ドサッ
佐野:え、?
俺の右腕にあった暖かい感覚がなくなる。驚いて下を見ると、しゃがみ込む仁人の姿があった
佐野:え、大丈夫か、?
吉田:ハァハァ、、ッ、カヒュ、ッ、、ハァ、
仁人は、ワイシャツの胸のあたりを握りしめてなんとか落ち着こうとしているが、呼吸が全然出来てない。目をギュッと瞑っていて、目の縁には涙が溜まっていた。やばいな、かなりパニクってる。なんとかして落ち着かせないと
とりあえず、俺はうずくまる仁人の背中を優しくトントンし続けた。人目がつかない深夜でよかった。静かだし、少しづつ冷静さを取り戻すと思う
吉田:、ない?
佐野:ん?
吉田:ハァ、、ハァ、もう、あいつ、いない、?
佐野:うん。いないよ。大丈夫
吉田:、ッ、あ、りがとう、、ッ、ハァ、
いないことを確認できて安心したのだろうか、荒い呼吸もだんだん治まってきた気がする。 とりあえずよかったぁ、、
佐野:…立てそ?
吉田:はい…すみません、ご迷惑おかけしました
俺は仁人の手を取りゆっくり立たせる。手の震えが伝わってくる。顔は青ざめていて、よく見るとくまも酷かった
佐野:…色々聞きたいことはあるけど、とりあえず社員寮、に帰ろ?
吉田:……はい
社員寮までの道。沈黙の時間。めっちゃ気まずいんだけど、?仁人はあの後何も話さず、俺とは反対方向を眺めながら歩いてるし。だから、思い切って単刀直入に聞いてみる
佐野:…あの人は、誰?
仁人は俺の方を少し見たが、何か考え込んでいるようだ。月明かりに照らされている仁人は、儚い空気感が漂っていた
吉田:…言っても引きませんか?
佐野:うん。引かない
吉田:…俺、大学生の時ババ活やってたんです
佐野:そっか、パパ活…え、!?ぱ、ぱ!?
予想外過ぎる答えに少し声が大きくなる。そんな俺の挙動を見て、仁人は少し落ち込んだ様子だった
吉田:…だから…言いたくなかったんですよ。佐野さん、引くだろうなって
佐野:いやいや!パパ活に引いてるんじゃなくて、仁人にそんなスキルがあることに驚きというか、仁人って、そういうの軽蔑してそうだなって思ってたから、その驚きだよ
本当にそう思った。そういう行為自体に驚いたのでは無い。純粋無垢そうな、仁人の口からその言葉が出たことに対して驚いた。あの冷たい仁人が…?意外すぎるわ!
仁人は俺の答えに唖然としていたが、蔑んでないことが分かったのか、安堵したように見える
佐野:じゃあ、そこで出会った人と繋がってるってこと、?
吉田:いや、もう連絡先とか全部消したんです。でも、どこで知ったのか、1番執着が激しかった奴がこの会社に勤めてることを突き止めたみたいで、会社も社員寮の周りもそいつが彷徨くようになってしまって…
佐野:え、それ、かなりやばくない?だって、ここはまだ寮から遠かったから良かったけど、もしかしたら部屋とか突き止められるかもしれないじゃん
吉田:最悪、そうなりますね
佐野:そうなりますねって…じゃあ太智が言ってた「仁人ずっと大変なんで」って、これかぁ
吉田:…1回会社近くで付けられた時に助けてもらったんです。あいつ、あれだけ言うなって伝えたのに
佐野:てか、目の下のくま酷いよ?仁人のこと、すげえ心配なんだけど、
吉田:…大丈夫です。これは、俺の問題なんで、俺が何とかします
気がつくと社員寮に着いていて、再び沈黙に戻る。エントランスを抜けてエレベーターに乗るまでの間、仁人を一瞥したが、今まで見たことがないくらい、悲しみを帯びていた表情だった
吉田:今日はすみませんでした、失礼します
仁人の部屋は俺の隣の部屋だ。仁人はそう言いながら玄関の扉を開ける。いつもの冷たさと裏腹に初めて見る姿、パニックを起こして過呼吸になる様子、そして、悲しそうな顔
ガシッ
吉田:?!
俺は仁人が閉じかけた扉を掴んだ。直感だけど、仁人を一人にしてはいけないと思ってしまった。だから、目を見開く仁人を無視して1つ提案をする
佐野:仁人、明日から俺と一緒に通勤するぞ
♥100こえ次第次行きます