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注意
・オリキャラ登場(+原作メンと絡み有)
──また、つけられている気がする。
「鏡花ちゃん、少し大きい方の道に行こうか」
「え?う、うん」
鏡花ちゃんが私の突然の言動に驚いている。
どうやら気づいてなさそうだ。
「!」
「逃げられるぞ」
「わかってるよ〜」
タッ
トン_
「HELLO♪ What’s your name?
(こんにちは♪ あなたの名前は何?)」
「…意味もなく英語を使うな、愛華」
「ちぇっ、ねぇねぇ、君が太宰?」
…誰だ、この人たちは
愛華と呼ばれている方は身長は鏡花ちゃんよりちょっと大きいくらい…恐らく150cmくらいだろう。
もう1人は男…細そうな体をしているが、上着を羽織っているため、よく分からない。
異能力者か…一般人かもわからないな…。
「やだなぁ、僕は異能力者だよ ~ ♪」
「!?」
まだ先程言われたことの返事もしていないのに、心を読まれたように次の言葉が発せられた。
「一般人が異能力者に勝てるわけないじゃない?」
「…」
彼女の言うとおりだ。一般人が異能力者に勝てることはありえない。
「太宰さんになんの用?」
鏡花ちゃんが私を守るように前に出てそう言う。
「あら?あ ら あ ら あ ら ~ ? ♡
だれだれだれこの可愛い子!!♡」
「…泉鏡花、だろう?」
「…私の名前の前に用件を答えて」
「あぁ、突 然 ご め ん ね ~ !
私 た ち は ち ょ っ と そ こ の 素 敵 な 男 性 に 用 事 が あ っ て … ね」
「それって…!」
「そ、お 察 し の 通 り !
あ の 予 告 を 送 っ た の は 僕 た ち だ よ♪」
「やっぱり…!!」
鏡花ちゃんの表情が怒りに染っていく。
「お 〜 、 怖 い 怖 い
ねぇ?英(はなぶさ)」
「…あぁ、そうだな」
と、英と呼ばれていた人が言う。
「…君ら2人はずっと私を狙っていたのかい?」
「そ う だ よ ♪
い や ~ 、昨 日 は バ レ た か と ヒ ヤ ヒ ヤ し た よ 」
やはり昨日も居たのか。
「私はあまり戦いたくはないのだけれど」
ましてやこんな少女と
「今、ましてやこんな少女と。っ て 思 っ た で し ょ ~ ?」
────!
あぁ、なるほど
…この少女に、異能力は存在しない