lrn「なぁ、○○さん。今日も来たんだけど。」
lrn「そろそろ開けてくれん?」
そうやって、ローレン君が訪ねてきてくれたのは何回目だっただろうか。
もう回数もわからないほど私は引きこもってる。
____
lrn「昨日から隣に引っ越して来たローレンです。よろしくお願いします。」
lrn「これ、お気持ちですが。って同じクラスの○○さんじゃん」
と、同じクラスの超陽キャローレンさんが隣に引っ越してきた。
ローレンさんはどんな人とも仲良く話してて、私みたいなクラスの端で本を読んでいるような
人間の名前も覚えているほど、すごくいい人だ。
確か彼は一人暮らしで、友達とオールしたとか。
そんな話を友達伝いに聞いたことがあるる。
lrn「これからよろしく!」
なんていうのが私たちの出会いだった。
私はその時、彼を陽キャとしてしか認識してなかったが、これからその印象は変わってく。
そう、特に変わったのが夏休みの始まりぐらいの時だった。
その日はいつも帰らないお母さんが帰って来てて、お母さんの彼氏を連れて来た。
鍵を開けたら私に飛んできたのは罵詈雑言で
家の外に出るしかなかった。彼女たちはこれからする情事に夢中で私のことなんて空気程度としか認識していないのだろう。
そんな中で扉の外に出た時、たまたま学校帰りのローレンくんが目の前に立っていた。
lrn「あ、○○さん。どうしたん?泣いているけど。」
『え、そ、そんなわけない、じゃん』
lrn「とりあえず、家の中入る?」
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コメント
5件
続き待ってます
まあ、親に暴言言われるのは泣くわな。 そこでロレが優しい言葉かけるの意外だわ~ てっきり「元気出せって、な!!」 みたいな感じだと思ってたから でもこれはこれでロレらしくて好きだわ〜 続き待ってます!!
書き方ちょ~好みです😿💗続き待ってます♩