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お前の初めて僕に頂戴。
叶~と元気に言う可愛い子は僕の相方、葛葉だ。
こいつは小さい頃から仲良しでどんな時も一緒にいた。
最近、こいつを恋愛的な目で見てる。
そう気づいたのはこないだの___
「な~な~叶!!このパフェばかうめぇ!!」
「うんうんそ~だねぇ。」
「はぁ？なんだよその目!!」
ポメラニアンのようなきゃんきゃん吠えるような姿は他の人には伝わらないだろうけどとても可愛く思える。
「いや、可愛いなって。」
「えぁ、」
彼の頬がほんのり赤く染まる。それだけでもだいぶ興奮する。だって可愛いしね。
「wごめんごめん。今日泊まる~？」
「ん、？」もぐもぐ
「あ、まだ食ってんのか。」
「ん、泊まりゅ~。」
かわちぃ~~!!好き。滑舌よわよわなのマジ可愛い。 まぁ食べてるからね。
____
最近、可愛いと思う事が多くなったんだよな。
しかも、葛葉が人と喋ってると嫉妬するし。
でも、同性だし、そう簡単に告白できないんだよなぁ。
でも、最近葛葉が甘えてきてるのは確かな事。
しかもそのお泊りの時も寝言で好きっつってたし。
誰に言ったんだろ。
夢の中で。
今日も来るから、準備しなきゃ。
「か~なぇ~」
「入っといで~。」
「りょ~」
「外、くれぇしさぁ、さみぃんだよ~」
「ふっそっか。温まる？おいで？」
ちょっと前まで来てくれなかったのに最近来てるれるんだよなぁ。なんなんだこいつ。僕に襲われたいのか。
「ん」
「もうそろそろ寝る？」
「ん~なぅくなぁ」
眠くなると滑舌が悪くなるんだよな。
「ww眠そうじゃんw」
「寝よっかぁ」
「んzz」
「えぇ…持ってくか。」
かっrrrrる。ぇ、は？こいつ飯食ってんのか。いつも思うけど。
「まぁ寝るかぁ。」
おねんねたいむ。
「zzんぁ~」
寝てるふりしてま~すwそろそろ朝方なんでね。
「ぁえ、叶？ねてぅ？」
寝てません。可愛いから寝れません。
「ん、さみしｯ//」ぎゅ
…は？なんだこいつ。え？ん？え？なに可愛い事してんだよ。
「…く~ずは♡なに可愛い事してんの？」
「ぇ//起きてたの？//」
「当たり前。」
「ひぁ//」
「なに、僕の事好きなの？」
ちょっと煽り気味に言ってみた。
「…//好きだからするに決まってんじゃんかぁｯｯ///ばか…//」
可愛い。ばか。ばかが可愛い過ぎて頭ん中でループしてる。
「ふｯ可愛いじゃん、僕も好きだよ」
「ぇ//そ~なの？」
「こんな可愛いやつ誰にも渡せんて。」
「ｯｯｯ//なんでそんな事平然と//」
「いやでも可愛いやん？」
「ぃや、ありがとうだけど//」
「…お前の初めて僕頂戴？」
「え…//なにあげればいい？」
「…」
マジかぁ。まさかとは思ったけど、純粋だったかぁ~
「教えてあげる、」
「ほんと？」
「うん。まずはね、キスかな。キスした事ある？」
「…？」
「え？もしかしてわかんないの？」
「うん。なにそれ、」
「そっか、じゃあ目ぇ閉じて、」
「ん」
「ちゅ」
「んぁ//」
「…//こっち見んな…//」
「…可愛い、」
「ぇあ…//やめｯ//」
「可愛い、」
「ちょｯｯまｯ…//とまれｯ//」
「止まれなぁい♡だって可愛いんだも~ん」
「…//」
「ふw顔真っ赤w」
「だってぇ、好きなんだもん//」
「ごめん、止まれないかも♡」
「え、どゆこと、」
♡~~~~~♡
