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誰にも見られたくない。うちはフードを被った。
「それじゃあペアになり魔法の練習をしてください」
先生の声が聞こえる。窓の外を見てると
「なあ?俺とやろうぜ?」
「あの、僕とやりませんか?」
二人のこが話しかけてきた。フィンに視線を移すと他のことすでに組んでいた。
あーあフィンとやりたかったなぁ。
仕方なく優しそうなマグくんとやることにした。
マグ「なあ?可愛いなぁ」
じろじろ見んなよと思いつつ空を眺めて杖を向ける。
ナギ『デス』
マグ「なあどこみてんの?」
ナギ『ゴクゴクうまぁー、デス・サイス』
ふん飛んだマグくんをよそめにうちは、窓に視線を移した。
休み時間になり、即座に教室を出た。
森の空気を吸う。フードを被ったうちは誰にも見られてない。
フィンに見られてたらどう思われてるかな?
フィンに申し訳なさが残った。