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👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
作者初めてのセンシティブに挑戦します!
とんでもなく下手くそだと思いますが、温かい目で見守ってください!
初っ端からとんでもない内容ですが、楽しんで頂けると幸いです。
💛×💚
一般人設定
💚×モブ あり
不倫(?)します
地雷さん注意!!
それでは始まります…
💚side
「オラ!イけっ!!イけぇ!」
💚あ”っ!!うぅっ…
強引に挿入され、体のそこら中が悲鳴を上げる。
「ったく…クソが!どいつもこいつも!」
バチン、と音が鳴る。
痛々しい衝撃を背中に受け、腕で体を支えられなくなった。
💚いった、や、やめてっ…!
「あ?何か言ったか?」
💚…ごめんなさい。
蚊の鳴くような声が口を衝いて出るが、俺は彼を怒らせるとどうなるかを知っている。
だからただ痛みに耐えるしかない。
唇に歯を食い込ませて、シーツを握る。
視界に入った弱々しい手首に、青黒い痣が浮いている。
彼に愛されないことも、行為が酷い痛みを伴うことも、どちらも苦しくて涙が自然と頬を伝った。
「あースッキリした。じゃ、明日も空けとけよ」
💚うん…
頭の中でぐるぐると渦巻く台風のような思考の中で、どうにか受け答える。
彼はいつもこうだ。
自分の欲やストレスを俺で発散すると、彼は直ぐにどこかへ行ってしまう。
せっかく一緒に住んでいるのに。
バタン、と扉が閉まる音が部屋に独りになったことを告げる。
💚はぁ…
体が重怠い。いつまでこんな日々が続いていくのだろう。
ベッドの隣にあるローテーブルに手を伸ばす。
スマホを起動させると、1件のメールが入っていた。
💚『同窓会のお知らせ』…?
彼には実家に帰省する、と嘘をついてきてしまった。
電車の車窓に映る自分が、やけに明るい色のワンピースを着ているのが見えて、なんだか恥ずかしくなる。
会場に着くと、早足で室内へ駆け込んだ。
🧡お!阿部ちゃんやーん!
💜久しぶり!
仲良さげに腕を組んで、高校時代の同級生二人組が話しかけてきた。
💚康二とふっか!ほんとに久しぶりだね!
🧡阿部ちゃん、またべっぴんさんになったんやない?相変わらず綺麗やな!
💚ふふっ、ありがと。
💜そういえば阿部ちゃんって今付き合ってる人いるんだっけ?
痛いところを突かれ、顔が引き攣る。どうしても昨今のことが思い出されて歯切れが悪くなる。
💚あー。うん。
💜うわーマジか。照とゴールインすんのかなーって思ってたのに。
🧡せやなぁ…お似合いやったのに。
引き攣った頬が元に戻せない。
俺はいつもどうやって笑ってたんだっけ。
ふっかは俺の顔色を窺うと、慌てたように誤魔化した。
💜あ、違くて。照といた時の阿部ちゃん、幸せそうだったなーなんて。思い出が蘇ってさ。
🧡そうそう。なんか懐かしいなー。ビッグカップルやったもんな!せや、確か今日は照くんも来とるで。
💚照が…?
高校時代の記憶が蘇る。
生徒会長をやっていた俺と、陸上部のエースだと持て囃されていた照。
確かにビッグカップルと冷やかされたこともあったっけな、と口元が緩む。
照のことを思い出すのは久し振りだ。
随分と長い間忘れていたのに。今更に温かい思い出が頭に浮かんでくる。
🧡あ!あっちにおるで!ちょっとぐらい話して来ぃや!
康二が指差す先には、確かに照のような体格のいい男がいた。
💜ちょうど1人じゃん。行ってきたら?せっかくなんだし。
💚え。えーでも俺…
🧡照れとるんかー?行けばええのに!ほら!
康二にぐいぐい背中を押され、仕方なく様子を窺って話しかける。
💚照、久しぶり。
声を掛けると照は振り向いた。あの頃と全く変わらない眼差しで。
💛…うん。久しぶり。なんか、綺麗になったな。
💚そう?ありがとう。
何年もまともに話していないからか 会話は途切れ途切れでぎこちない。
💛前の同窓会、来てなかったよね。
💚あー。そうだね。用事があって。
彼氏に行くなと止められたなんて言えない。あの人は束縛も酷いのだ。
💛でも、久しぶりに会えて嬉しい。ありがとな、話しかけてくれて。
照は顔をくしゃっとしたような笑顔になる。
そうだ。俺はこの顔がたまらなく好きだった。
康二に言われた通り、俺は照れているのだろう。顔が少し熱い気がする。
💚そんな。康二たちに勧められただけだし。
🧡あ、じゃあ俺はこの辺で…
しばらく俺を見守っていた康二は、名前を出されて気まずくなったのか、その場から離れようと後退った。
酒を飲んで酔っていたのか、康二はバランスを崩して近くにあったテーブルへ手をつく。
すると、その上に置いてあったシャンパングラスが床に落ちて割れ、破片が辺りに飛び散った。
💚…っ!
やばい、刺さる。
脚の傷がズキリと痛む。これじゃ避けられない。
思わず目を閉じた。
しばらくしても、何かが素肌に刺さることも、鋭い痛みを感じることもなかった。
恐る恐る目を開けると、照の顔がすぐそこにあった。
💚へ…?
💛大丈夫?怪我してない?
照が俺の顔を覗き込む。その頬からは少し出血していた。
そこでようやく、照に守られていたことに気がついた。
🧡あー!!みんなごめぇぇん!誰か怪我しとらん!?
「あーあー何やってんだよ康二。」
💜俺スタッフさん呼んでくるよ!
💚照、血が出てる…
💛ん?これ?大丈夫だよ。痛くないし。
💚放っといたらダメだよ!ちょっと、こっち来て。
ポーチに入れておいた絆創膏を取り出して、照の顔に貼る。
それだけのことなのに、何故か鼓動が高鳴った。
💚…はい。できた。
💛ん。ありがと。…袖がちょっと濡れてる。
💚あ、ほんとだ。シャンパンかかっちゃったかな。
💛俺が拭くよ。
照は自分のハンカチで、俺のカーディガンの袖を優しく拭いてくれた。
💚いいのに。
💛ううん。絆創膏のお礼。
照はまたくしゃっと笑った。
つられて俺も笑ってしまう。
それから時間は経ち、俺は帰らなければいけない時間になった。
💚じゃあ、俺帰るね。またどっかで。
💜ほーい。次の同窓会はまた2年後とかかな?
🧡2年も経ったら、もっとふっかさん老けてまうやん。かなしーー。
💜うるせえよ!!
💚ふふっ。じゃあまた。
やっぱり旧友たちと話すのは楽しい。今日は来て良かった、と足取りも軽くなる。
💛阿部、待って。
💚っ!?
突然手を引かれ、足を止める。
掴まれた前腕が痛む。
💛やっぱり。痛いんだよな。
照は手早く俺の服の袖を捲った。
そこには、昨日つけられた痣と切り傷が刻まれていた。
💚あっ、や…これは…
💛誰にやられたの?
💚…っ
💛今付き合ってるって人?
💚…うん。
💛手当てしよう。放っておいたらダメなんでしょ?
袖を拭いてくれた時からか、照は気付いていたらしい。でも、何と説明すればいいんだろう。
俺は何も言えず、そのまま照に連れられて彼の家に案内された。
💛ごめん。汚いけど入って。
💚…お邪魔します。
立派な一軒家のドアを押し退けて中に入る。
部屋の中はきちんと整頓されていて、幾つか賞状やライセンスが飾られている。
💛救急箱取ってくるから、適当に座ってて。
💚うん。ありがとう…
ソファに腰かけて待っていると、照が救急箱を片手に戻ってきた。
💛ちょっと触るね。
俺の前に跪くような姿勢で、俺の手を握った。
自分の意思とは違うものに腕を動かされると、少し痛む。
💛痛いよな。
気づかない内に顔を顰めていたのか、照が俺を気遣うような目付きで見ていた。
💚ううん。大丈夫。
💛あのさ。
💚?
💛何て、呼べばいい?
💚俺?亮平でいいよ。付き合ってた時と同じの方が慣れてるし。
💛そっか。俺は何も言わなくても名前呼びなのに。
💚そこ気にする?笑
💛ふふっ
あの日から止まっていた時間が、また動き出したような感覚になる。
懐かしいな。
ファーストキスの相手も照だった。
唇が触れあうだけの優しいキス。それ以上はしたことがなかったっけ。
ぼんやりと考えを巡らせていると、照は俺の腕にあった痣に湿布を貼り終えた。
💛出来たよ。
💚うん。ありがとう。
小さな沈黙に包まれる。
照は何故か俯いてから、顔を上げた。
💛亮平はさ。
💚ん?
💛俺より、こんな風に亮平を傷つける奴の方がいいの?
思いがけない質問に、返事に困る。
💚…えっと…よくは、ない。
💛じゃあ
何が起こっているのか分からなくて、状況を理解するのに数十秒を要した。
キス、されてる?俺…
💚ちょっ、やぁ…
💛嫌だったら殴って。
また返事に困るような事を言われて戸惑う。
沈黙を了承と得たのか、照はもう一度俺の唇に口づけた。
💚んっ…ふ、ぅ
自分の声とは思えない吐息が漏れる。
なす術もなく、俺は寝室へ連れて行かれた。
貪り合うような深い口付け。彼の舌が、もう離さないと言わんばかりに絡み付いてくる。
💛手荒でごめん。でも、俺はずっと亮平のことが好きだった。
ベッドに押し倒される。その力は強いようで、どこか優しかった。
💛今もだけどね。
くしゃっと照が笑う。その表情に、俺の胸はどうしようもなく高鳴った。
こんなにも、俺は照が好きだったなんて。
認めてしまったらもう戻れない気がして、俺は照と目を合わせられないでいた。
照が俺の傷を気遣うように、少しずつ服を脱がしていく。
何だか焦れったくて、下着は自分で取っ払った。
もう一度キスするのかと思ったら、照は背中にあった痣にそっと口付けた。他の場所にも、優しくキスの雨を降らしていく。
照の唇が触れる度に、傷たちは甘く疼く。
駄目なのに。
俺には恋人が居て、他の人とこんな行為をするだなんて、許されないのに…
理性はもう跡形もない程に溶かされていた。
💚ふっ、んっ
💛唇、噛まないで。声聴きたい。
💚んぅっ!やぁ…
💛嫌じゃないでしょ。
そう言って照は俺の後ろをまさぐり、焦らすように弄ぶ。
長くてごつごつした指が侵入してきて、思わず体を捩る。彼氏と行為をしている時にはこんなに感じない筈なのに、声が抑えられない。
💚はぁっあっ、んんっ!
💛感じやすいんだね。かわいい。
💚かわいくなんか…あっ!
指が引き抜かれて、寂しくなった体にはまだ余韻が残る。
💛もう我慢できない。挿れていい?
💚ん…来て、照…
初めて露になった照の体は、息を飲む程鍛え上げられていた。
素早くコンドームを着け、照が自分の物を俺の後ろに宛がう。
絶大な質量が奥へ奥へと入ってくる。彼氏には日常的に雑に扱われているそこは、照のものを難なく受け入れた。痛みは無いし、むしろ…
💚きもちぃ…
💛本当?痛くないなら良かった。…我慢できない、もう動くね。
💚んっ!はっ、はぁっ、あっ…
💛好き。大好きだよ、亮平。
照が耳元で囁きながら激しく突き上げてくる。その感覚は今まで味わったことがない甘美なものだった。
激しい律動に喘ぐことしか出来なくなる。それなのに腰が自発的に動いてしまうのが少し恥ずかしい。
自分ではどうしようもない思いが、喉元まで沸き上がってくる。
もういい。言ってしまえ。
💚俺も、好き…
その言葉を聞いた照は、嬉しそうな表情を浮かべながら俺の中で果てた。
💛ごめん…俺止まれなくて…
行為が終わり、ようやく我に返った様子の照は、叱られた大型犬のようにしょんぼりと項垂れた。
💚いいよ。俺、ずっとあの人と別れたかったんだ。だから照と会えて良かった。
💛そうだったの?あのさ、俺
💚うん。
💛ずっと亮平のことが好きでした。順番が違うけど、良かったら俺と付き合って。
さっきとは全く違う、こんな緊張した面持ちで言われたら断れない。
💚俺も…照が好き。俺があの人と別れられたら付き合おう。
💛ほんと!!やった、嬉しい。
照はくしゃくしゃの笑顔になって、とんでもない腕力で俺を抱き締めた。
💚ちょっとぉ、苦しいって。
💛あ、ごめん。
💚ふふっ、いいよ。
💛やっぱり可愛い。大好き。
💚息を吐くように言うね笑
💛やっと一緒に居れるんだもん。
黙っていればその辺の若者が震え上がる強面でも、笑う顔と声は信じられないほど可愛い。ギャップ萌えとか言うやつだ。
💚俺も一緒に居られて嬉しいよ。
💛ねえ、ほんとに行くの?
💚うん。さっさと区切りつけないとなんか不愉快だし。荷物取ってくるついでに。
💛俺も付いていった方がいいと思うんだけど。
💚だめだって。寝取られたって勘違いされたくないの。
俺が荷物を取りに家に戻ると言うと、俺も行くと言い始めた。
俺1人で十分だし、彼氏に会うつもりもない。その旨を伝えても照はちょっと泣きそうな顔をしている。
💛…でもやっぱり守りたい。待ち伏せされてたりしたら何されるかわかんないじゃん。
💚…わかったよぉ。そこまで言うなら一緒に行こう。
💛うん!!
照の顔がぱあっと明るくなる。その表情を見てしまえば、罪悪感などすぐに消えてなくなってしまう。
照の運転する車に乗せてもらい、住んでいたアパートに向かった。
自分たちを待つ現実など露知らず、学生時代にハマっていた思い出の曲を二人で熱唱していたのだった。
こんなに長くなる予定ではありませんでしたが、続きます!お楽しみに!